REVOMGX2000Sのオーバーホール依頼です。
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少しゴロゴロ感とオシレート上下の切り替わりでカチカチノイズがあります。
オーバーホール
ローター、スプール、ハンドルから。
ラインローラーの状態も良く。
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洗浄しましたが、特に違和感のあるパーツ類はないです。
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ボディをばらします。
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2023/07/IMG_5460.jpg)
グリスも若干緩んでいる位です。その為現状は巻きは軽いです。
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洗浄します。
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汚れです。
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グリスアップします。
まずはアブのリールグリスのみで仕上げます。
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摺動部にはNEMEAを使用。
![](https://www11.a8.net/0.gif?a8mat=2Z8J9S+4HXXBM+3HPA+BWGDT)
BORED METHOD DIVISIONオイル製品中で中粘度長寿命低摩擦オイルをコンセプトとするNEMEAオイル。
既存製品のCHIMERAオイルで想定したコンセプトを継承し、更に海水にも完全対応した防錆性と高負荷にも耐える摩耗性を強化しながらもヌル付きやベト付きを極力排除したサッパリとしたフィーリングにより、機構や摺動を伴う動きを損なわず油膜の「耐久性」を重視したオイルとなります。
ドライブギア左右のベアリングはシマノのDG06でグリス仕上げ。
ピニオンギアのベアリングはBOREDのNEMEAとLIGHTDUTYを使用しました。
2015年10月のマイナーチェンジにより配合している添加剤を見直し、当社KRAKENやGOLYATよりも極圧性と減摩性を向上させ、
低粘度ながらも耐久性を併せ持つ性能となっています。
組みますが、巻き重り感が出ますね。
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グリスが強すぎるので、摺動部とオシレートギア周りはBOREDのOMEGAを入れました。少しノイズが出てしまうかもしれませんが、さすがに巻き重りが強いので粘度を下げます。
ドライブギアのシム調整します。
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0.60mm分シムがございますが、0.10mm抜き、0.06mm追加しました。0.075mmだとちょっと重くて、0.05mmだと少しガタツキがあるような感じです。
またワンウェイクラッチのガタを取るためにウェーブワッシャーを追加します。
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2023/07/IMG_5468.jpg)
0.10mmのシムだとこちらも巻きが少し重くなりました。0.05mmのウェーブワッシャーで仕上げました。
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やはり完全には取れないですが、若干ノイズが改善したと思います。なお、巻き感が軽くなりました。
ありがとうございました。
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