アブガルシアのスピニングリール2台のオーバーホールです。
レボALXシータ 2500SH OH
前回ご依頼頂いたレボALXです。
ご自身でギア交換されたそうですが、調整依頼となります。
ハンドルノブのシムを交換します。
0.2mm→0.15mm
ピニオンギア下部のブッシュを底上げします。
ピニオン上部にもシムを追加。
結果的にピニオン下部に0.35mm分のシムを入れてかさ上げします。
なお、ローラーナット部のブッシュが異なっておりました。左側がローターナット部のブッシュです。
ロキサーニのブッシュがないので、そちらと交換して組みました。
少しローターのかさ上げを行いました。
作業完了致しました。
そのままだと縦のガタツキがあるのでシム調整を行い、シュル感も多少良化したと思います。
ロキサーニ 2000SH OH
続いてロキサーニです。
ゴロゴロする為調整依頼です。
バラシてみて組みなおします。
ギアがおかしいんでしょうか。
原因は組み方ではなさそうですが・・・。
ピニオンギア下部のブッシュが無かったので、シムを入れて組んでみます。
ロキサーニに入っていたブッシュですね。
原因がわかりませんが、ドライブギア・ピニオンギアがダメなのかもしません。
ギアを含め、ローターナット上部のブッシュも手配します。
ギア交換(2021/7/26追記)
ギア交換の為に新品のロキサーニを購入しました。
ギアを取る為にバラシます。
ばらしました。
難関はここですね。
オシュレーティングギアですが、裏側からマイナスネジで受けているんです。これを外さないとギアが抜けないんですが、表側のプラスネジを外そうとすると一緒に回ってしまいます・・・。
裏から押させて外し、ゆるみ止めを取るとスムーズに着脱できるようになりました。(かなりしっかり締め込むので緩まないと思います。)
取り出したギアですが。
特に不具合がなさそうではありますが・・・。
ギア交換します。
ローターナット下のブッシュも追加します。
少しシャラシャラしますが、巻き心地復活です。
ありがとうございました!