当サイトは記事内に広告(アフィリエイト)を含む場合があります。

TDイグニス 2004 IOSケミカルチューンによる軽巻き仕上げ

スポンサーリンク

TDイグニス2004のオーバーホール依頼です。

IOSケミカル指定、ラインローラーインパクト取り付けも併せて行います。

Dシステム調整

ドラグ音が小さいということで、Dシステムをチェック。

バネのテンションが弱いので、内側に少し曲げて音が鳴ることを確認。シンプルな構造ですが、微調整は慎重に。

オーバーホール

少しポコポコと異音があるということで、原因を確認していきます。IOSケミカル指定ですが、IOSでチューニング済みのようです。

ハンドルノブはシュルシュルノイズが強いので、汎用ベアリングに交換です。

IOS01を添付。

ラインローラーはIOSのラインローラーインパクトに。こちらもベアリングをIOS01を使用しています。

ドラグワッシャーはしろくまで。

ぽこぽこの原因はボディ内部ですね。

開けます。

ベアリングカラーの向きが逆ですね。これが逆だからと言って大きな違和感は無いかもしれませんが、ウォームシャフトの下部がベアリングに変わっており、少しクリアランスがあります。

ウォームシャフトのグリスが黒く変色していますね。

洗浄しました。

ベアリングは洗浄してオイル仕上げとしますが、ボディベアリング、微妙なところで劣化はあまり感じませんが少しシャーとしたフィールがあります。

交換するレベルじゃないので、ドライブギア左右、ピニオンギア上部はIOS02を添付しております。使用に伴いなじんでくるんじゃないかと。

ウォームシャフト下のベアリングを1点交換です。

0.1mmシムを追加してがたつきを取ります。

ケミカルはスミスリールグリスとIOS02を混合したグリスをウォームシャフトに添付。

IOS-02PRO は中高粘度(オイルの中ではかなり粘度の高い方です)。IOSオイル最高レベルの極圧性と防水力を誇り、豪雨の中の釣りや炎天下のトーナメント競技や雷魚釣りなど、特に耐久性を求められるヘビーユースの釣りに最適です。

IOSギアグリスをドライブギアに。

粘度高めです!優れた潤滑性、クラス最高水準の対荷重性、ソルトでも安心して使える優れた防水性能、100%化学合成ならではの極寒から真夏の炎天下、そして風雨にさらされ続けるリールの心臓部とも言えるメインギアを守る、ハイスペック・ギアグリスです。

組み上げましたが、ドラグ音はばっちりですが、ポコポコとした感じはある程度違和感は消失したかな?位の印象です。

元々ポコポコとした感じもあまりないですが、ウォームシャフトの遊びのことであれば、かなり取れたと思います。

ただ、どうしてもギアのざらつきが残りますね。

またピニオンギア上部のフランジベアリングはグリスのままなので、そこまで軽くなっていないですが、十分に軽巻きに仕上がったと思います。

ありがとうございました。

コメント

2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930