ダイワトーナメントZのオーバーホール依頼です。
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トーナメントエアリティーと2台のご依頼となります。かなり状態が良くないですね。状態が良くないというより長期間保管されていたような印象を受けました。
オーバーホール
手袋をして一気に洗浄したのであまり写真が取れていないのでわかりにくいと思いますが、全体的な汚れはすごいです。
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ただ、不具合箇所はほとんどないように思います。
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グリスがところどころに見られます。
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2022/09/IMG_8869.jpg)
唯一の問題点としては、ハンドルノブが取れないんですね。
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また固着なのかわかりませんが、スムーズに回りません。
ハンドル、スプール、ローターの汚れです。
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ラインローラーベアリングを交換します。
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ハンドルキャップの接着がはがれているので、
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再度接着します。
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結構時間が掛かります。
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2022/09/IMG_8877.jpg)
ボディ内部です。
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2022/09/IMG_8878.jpg)
真っ黒ですね。
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ボディの方が汚れを落としやすかったですが、
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真っ黒です。
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ベアリングは全滅です。
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フランジベアリングのストックがないので手配中です。
ドライブギアは摩耗が見られますので、BOREDのSIGMAを添付します。
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DELTAをベースにハーフランク粘度を上げた最も高粘度なグリス。METHODウレア系グリス中で最も高い粘着性と減摩性。他のMETHODウレア系グリスとの混合で粘着性を付加
その他はBOREDのOMEGAをメイン調整していきます。
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全天候超低粘度セミシンセティックグリス。THETAよりもハーフランク粘度をダウンさせ、グリスの粘度を示すちょう度は0号-とした超低粘度なグリスとなります。
組みます。
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相当きれいになりました。
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2022/09/IMG_8889.jpg)
誇りっぽい感じもなくなりました。
巻き感は結構いいですね。ハンドルノブは固いので、別のハンドルにした方がいいかもしれません。無理やり取ってみることもできそうですが、このスタジオオーシャンマーク製のハンドルがどういう仕様なのかわからないので、全く使えなくなる可能性もございます。
ベアリング交換(9/13追記)
トーナメントエアリティから取ったフランジベアリングに交換しました。
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シールドが外せるタイプだったので、グリスインで仕上げています。
ありがとうございました。
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