301Fも作業いたします。
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ピニオンギアとスプール軸の固着
この個体も症状は同じですが、201Fより使用感が強く出ていますね。
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2023/11/IMG_7508.jpg)
ピニオンギアが抜けません。
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2023/11/IMG_7509.jpg)
もう少しです。
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青錆が出ています。
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2023/11/IMG_7511.jpg)
固着は解消しました。
内部のベアリングの状態は?
まずはドライブギア軸のベアリングに少し錆があります。
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2023/11/IMG_7512.jpg)
ボディのベアリングはかなりざらつきがでています。ピニオンギアのベアリングのみ温存し、その他5点を交換。ソルト使用でも行けるように高耐食ベアリングに交換します。
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ローラークラッチ横のベアリングはピニオンギアのものとベアリングのみを入れ替えます。
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2023/11/IMG_7518.jpg)
オーバーホール
洗浄します。
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2023/11/IMG_7515.jpg)
結構汚れがございました。
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2023/11/IMG_7516.jpg)
ギアの裏面を研磨。
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2023/11/IMG_7513.jpg)
ざらつきをとりました。
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2023/11/IMG_7514.jpg)
組んでいきます。
ウォームシャフトはBOREDのOMEGAを添付します。201Fより耐久性重視でグリス持ちの良いものを使用します。
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2023/11/IMG_7519.jpg)
ドライブギア軸にはBSLUを添付します。
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2023/11/IMG_7520.jpg)
各所にこのオイルを使用、防錆効果が高いです。
BORED METHOD DIVISIONオイル製品中でフラッグシップとなる高粘度マルチパーパスオイルをコンセプトとするBSLUオイル。
METHODオイル製品中で圧倒的なベストセラーを誇る全方向対応のマルチパーパスな用途ながら、特に油膜性、防錆性、減摩性に優れた効果を発揮する、フィッシングリールからサイクルパーツまで幅広く対応したオーバースペックな「耐久性」を重視したオイルとなります。
ドライブギア、ボディ内部のプラギアは純正グリスを使用しました。
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ギアの状態が良かったようで、滑らかな巻き心地に仕上がりました。
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ありがとうございました。
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