04カルカッタコンクエスト800Fの修理依頼です。
クラッチが戻らないという症状です。
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原因
クラッチバネが折れています。
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交換が必要です。
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折れた原因はクラッチバネと取り付ける穴に塩(もしくはグリス)の固形化して固着してい待ったことです。
穴の内容物を取り除き、代替品のクラッチバネに交換。(すでにOH済で組み上げ段階です。)
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このままだとテンションが緩いので、バネの角度を調節します。
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修復完了です。
オーバーホール
ばらします。
ボディ以外の箇所をまず仕上げます。全体的にメンテナンスされているようですが、オイルが回ってグリスが抜けています。
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ローラークラッチもまだ使えそうです。
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各ベアリングはBOREDのBSLRを添付しました。
BORED METHOD史上最高スペックなオイルとして、使い易い中粘度へ変化させたマルチパーパスとして、用途を選ばず使用可能な性能は全体の約半分を食品機械基準をクリアしたポリアルファオレフィン合成油とし、
残りの約半分は複数の特殊添加剤を高配合した最高性能のオイルとなります。
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スプールベアリングは、HYDRAを追加添付して粘度調節しています。
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![](https://www15.a8.net/0.gif?a8mat=2Z8J9S+4HXXBM+3HPA+BWGDT)
HYDRAはフィッシングユーザー向けで定番製品のGOLYATと、BOREDのマスターピースとも言えるBSLR両者の特性をハイブリッドした、超低粘度なメンテナンス向けマルチパーパスオイルとして主にフィッシングユーザーをターゲットとした製品となります。
グリスが抜けています。
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グリスがないんですが、ギアは大丈夫ですね。
ハンドル軸のベアリングはダメになっていました。
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高耐食ベアリングに交換します。
かなりの汚れです。
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洗浄を終えました。
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ハンドル軸のフレームが若干腐食していますので、しっかりグリスアップします。。
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組みます。
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ウォームシャフト回りはBOREDのBSLRで仕上げます。
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オイルですが、グリス並みに使いやすいですね。抜けにくいのとレベルワインダーが連動するタイプなので、不要なグリスがなくノイズが低減します。
ここもBSLRです。
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BOREDのDELTAを添付。
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※クラッチバネは調整前です。
全天候高粘度セミシンセティックグリスとして、ALPHAよりもワンランク、THETAよりもツーランク粘度をアップさせ、グリスの粘度を示すちょう度は2号となり、汎用では高粘度なグリスとなります。
作業完了しました。
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調整したことでレバー操作が若干硬いと感じるかもしれません。
ありがとうございました。
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