20ツインパワー4000XGの修理依頼です。

ハンドルが回りません。錆でしょうか。
目次
ハンドルが回らない原因
釣行後に洗浄は欠かさずに行っていたそうですが、いわゆるバケツにドボン、ぐるぐるハンドルを回してという洗い方。
ローラークラッチ周りがさびていると予測していましたが。

さびてはない。
ピニオンギアが抜けないんですよね。

結構グリスが変色しているのですが、浸水していたのかもしれません。

ボディ内部です。注油の影響かグリスが緩んでいます。
ドライブギア。

ベアリングもグリスが抜けていますね。

摺動子を外して、メインシャフトごと抜いてやります。

たたいて抜きました。

内部には錆は確認できず。メインシャフトがすれたような感じになっていますが、メインシャフトとピニオンギアの間に何かが挟まってしまったのかと思います。
おそらく塩上かもしれません。
このベアリングは交換ですね。

洗浄します。

ボディ側のベアリングも1点交換です。

ハンドル側がシマノ純正SARBに。ハンドルキャップ側を高耐食ベアリングに交換します。
メインシャフトとピニオンギア内部を拭き取ると引っ掛かりがなくなりました。

傷もほとんどついていないようです。
何が詰まっていたのかわかりませんでした。
グリスアップします。

ボディの復旧は完了ですね。

最後にローター、ハンドル、スプールを洗浄します。

綺麗になりました。

ボディの汚れも。

ドラグワッシャーを交換します。

綺麗に仕上がりました。

作業完了しました。

ギアは消耗していますが、特に引っ掛かりもなく、スムーズに動きます。
ありがとうございました。
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