ブリームゲームにおける、ずる引きで誘うルアーであるラバージグ。
見た目以上に作成方法が簡単なので、自作ラバージグの作成方法を紹介します。
もくじ
用意するもの
用意するものですが、以下の通りとなります。
ステンレスワイヤー 0.9mm
ワイヤーは、ニッケルワイヤーではなくステンレスワイヤーにしてください。ステンレスワイヤーでないと強度に難ありです。100均でも売っていますし、100円位で購入できます。
トレーラーフック #4
フックアイの大きさとフックアイの向きと、強度が重要です。サイズは#6~4が良いですね。
エポキシパテ プラ用
500~600円位しましたが、安物はやめておいた方がいいです。
100均のラメ
100均のアクリルスプレー
ラバースカート
あんまり釣具屋さんに置いていないかもしれません。自分はアマゾンで購入しました。
エポキシ接着剤(100円均)
丸形オモリ1号から2号迄
余ったPEライン、もしくはセキ糸
スプリットリング #2位
以上を用意して作成します。
※100均は基本的にダイソーで購入しています。
後作成の為の必要な工具はこちらです。
ニッパー
ペンチ
ラジオペンチ(ラインアイを作るため)
箱(コーティングしたラバージグを乾かすため)
作成手順
以下の手順で作成します。
- ワイヤーとフックアイを接続する
- ワイヤーにオモリを通す
- ワイヤーでラインアイを作る
- ワイヤーの角度を調整する
- エポキシパテで形成する
- アクリルスプレーでカラーリングする
- エポキシ接着剤でコーティングする
- ラバースカートを取り付ける
ワイヤーとフックアイを接続する
ワイヤーを適度な長さに切り、トレーラーフックにスプリットリングを通してワイヤーを接続します。
ワイヤーの輪っかですが、先の細いラジオペンチだと若干作業がしやすいです。
ワイヤーにオモリを通す
丸形のオモリを先に通しておきます。
ワイヤーでラインアイを作る
ワイヤーのアイの作成方法は、始めのアイの作成と同じ手順です。
ワイヤーの角度を調整する
くの字に曲げておきましょう。
後でオモリをエポキシパテで包みますので、ワイヤーの角度を調整しておきます。
エポキシパテで形成する
カッターでカットします。
1cmで2つ分くらい作れます。
この大きさで3つ分くらいでしょうか。
色が混ざりきるまで、コネます。
アクリルスプレーでカラーリングする
エポキシパテでオモリを包み込みます。
スプレーで塗装しますが、フック等に掛からない様に、セロハンテープを張って養生します。
エポキシパテのアクリルスプレーを噴射します。
エポキシ接着剤でコーティングする
100均のエポキシ接着材です。2液タイプで混ぜて置いておくと硬化します。硬化し始めは10分位で半日あれば硬くなります。
お湯で温めると粘度が下がり、混ぜやすく、気泡が出来にくくなります。
正直、100均のヤツで十分です。
混ぜたエポキシ接着剤に、金色のラメを混ぜてみました。
ラメはお好みでいいです。色も適当でいいと思います。
エポキシコーディングを針金につるして乾かします。
段ボールを横向けて、針金を通して、ぶら下げています。S字フックがあるともうちょっとやりやすいと思います。
ラバースカートを取り付ける
1日位放置して、乾いたラバージグにラバーを付けます。
半分におり、輪っかを作って、輪っかの反対側の端ぎりぎりをフックアイよりの針金の付け根に結び付けます。
結んだラバーの輪っかの所を切ります。
そうすると、ラバーが開きます。
完成です。
実釣結果
実は、このラバージグで釣果はまだありません。
釣果が無いというより、作って満足してしまったので、ほとんど使っていないという状況です。
実際に自分ブリームゲーム(チニング)は、ずる引かない主義なもので。
では・・・なぜ紹介したかというと、おそらく使えるからです。
これ食ってきますよ。キビレもマチヌも。
トレーラーフックには、サイズ的にもガルプサンドワーム2インチがベストです。
自分が使わない理由として、淀川では根が荒いポイントが多く、ラバージグは不向きなため。というのが正しいです。
出来ればきちんと釣れた内容も紹介したいので、機会があれば必ず紹介します。
まとめ
1個アタリの単価も、フック30円、オモリ10円、ラバージグ20円、その他40円位でしょうか。100円位で作れるので、市販のものを買うよりは安いですね。
ただ最近は、いろんなメーカーから、安いラバージグが販売されているので、もしかしたらそこまでコスパは良くないかもしれません。あくまで参考にしてもらえればうれしいです。