16ヴァンキッシュ2台のパーツが届いたので再調整を行います。
再調整C2000HGS
前回まではこちらです。

ウォームシャフトのギア鳴りだと思っていました。

新品と入れ替えます。

変わらないですね。

脱Sダイレクトギア
改めて精度を上げてみます。脱Sダイレクトギア化をしてます。Oリングを抜いて平シムに置換します。

Oリングの回転抵抗をなくしますから、巻き感が向上します。ノイズが出ないように調整出来れば、かなり軽くなると思います。

合わせてドライブギアのシムも調整します。

続いてローターの振れ取りを行います。

アームカムの反対側のベール問い付け部にカウンターウェイトを入れます。
ローターを交換します。

振れがだいぶ取れました。

これで組みますが。

ノイズを拾いやすくなったのでわかりますが、スプールを乗せるとウォームシャフトのノイズを拾うみたいです。
ウォームシャフトとピンを交換します。

変わらないですね。

きつめに調整しますが。

逆に悪化しました。

19ヴァンキッシュと同じ機構に置換してみます。サイレントドライブ化ですが。

これも変化なしですね。
ギア3点交換してみますが。

むしろ精度が上がりノイズが強くなってしまいます。
問題点
丸1日ほど検証しましたが、ボディの軸ズレが考えれられます。

主要部のパーツをテストしていきましたが、パーツそのものの問題があったという訳ではなく、ボディ自体に問題があると思われます。
ベアリングも2点のみ交換としました。交換しても影響のないベアリングは元に戻しました。
テストした新品パーツと、交換したベアリング2点です。

緩く組むをノイズは軽減されますが、ガタが出てきます。ノイズが出ずらいポイントは非常に狭く、僅かにズレるだけでノイズが出ますね。
ボディを交換するにしても、17,000円程しますので、交換は現実的では無い為、現状のパーツで出来る限り不具合が出ないポイントを探して調整しました。
出来る限り巻き重りやノイズ、振れなども取っておりますので、申し訳ございませんが、一度こちらで使用してみてください。
再調整C2500HGS(ハイパーチューン)
C2500HGSの再調整です。

Sダイレクトギアを外して、ギア交換してみてテスト。

ギアのノイズはそれほど出ていないので、現状のまま調整に入ります。
こちらの個体もローターの振れがあります。
2BB化の際はどうしても振れが出てしまいます。

こっちはかなり精度が高く振れが解消しました。

Oリングを外します。

中間ギアとウォームシャフトギアのシム調整を行います。

ドライブギアのシム調整ですが、外シムに置換します。

新品のギアだと0.01mmほど減らした方が良かったですが、元々のギアだとサイズは変わらず外シムに置換しました。
グリスアップします。

巻き重りにならないように添付量を調整します。

チャカ付き、ガタツキと巻き重りの調整が難しいところですが、若干遊びがある状態で仕上げました。

詰めすぎるとどうしても巻き重りを感じますので、ギリギリのところだと思います。
ありがとうございました!
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