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チューニング依頼 17ヴァンキッシュFW 1000SHG ハイパーチューン

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17ヴァンキッシュFW1000SHGのチューニング依頼です。

ご自身でチューニングなさったそうですが、ザラツキが取れないそうです。いくつか調整依頼も併せていただきました。

ドラグ音

IOSのドラグシステムを組み込んでいらっしゃいますが、ドラグ音が小さいということでバネのテンションを強くして大きくします。

少し広げてやります。

もう少し広げて。

普通のドラグ音のレベルにはなったと思います。

チューニング

ボディを開けてみます。

IOSケミカルで仕上げていらっしゃるようですので、こちらもIOSギアグリス、オイルを中心に仕上げていきます。

シムが若干きついです。

0.03mm、0.01mmが追加されているようです。ここは0.03mm分抜いてみます。

ウォームシャフトの下のシムも追加されています。

いったん洗浄しました。

純正のシムもはいっていましたが、ベアリングの上に入っていました。

純正のシム+0.05mmのシムを追加して、追加されていたシムはいったん使用せずに作業します。

IOSギアグリスをグリスアップして組みます。

粘度高めです!優れた潤滑性、クラス最高水準の対荷重性、ソルトでも安心して使える優れた防水性能、100%化学合成ならではの極寒から真夏の炎天下、そして風雨にさらされ続けるリールの心臓部とも言えるメインギアを守る、ハイスペック・ギアグリスです。

中間ギア、ウォームシャフトにはスミスリールグリスを添付。

組みましたが、回転はスムーズですが、ベアリングノイズとガタツキがあります。

ボディ4点を交換します。

ピニオン上はHRCBを入れます。それ以外は汎用ベアリングに交換。

洗浄してIOSオイルチューンで。

シムを入れます。0.03mm+0.01mm

ドライブギアには0.02mm分入れました。

ガタツキが無いわけではないんですが、ドライブギアは現状より入れるとザラツキが強く出ます。

メインシャフトのノイズがあるのか???

ウォームシャフトピンカラーを18ステラのものに変更します。

シムは0.1mmのものが入っていますが、ベアリング込のカラーとの差が0.1mmあります。

0.05mmのシムを入れて、0.05mm分テンションを緩めてやります。

一通り作業しました。

中間ギアはIOS-02で粘度を緩めました。

IOS-02PRO は中高粘度(オイルの中ではかなり粘度の高い方です)。IOSオイル最高レベルの極圧性と防水力を誇り、豪雨の中の釣りや炎天下のトーナメント競技や雷魚釣りなど、特に耐久性を求められるヘビーユースの釣りに最適です。

ドライブギア左右も02で。

ノイズが残るのと、ローターが詰めすぎかもしれません。ガタを取ると重くなるんですよね。ギアがダメな印象はないんですが、ボディの形成不要でしょうか。

ローター返す際に引っかかりがあるということでしたが、こちらはアームカムの逆側のローター内部のバネが、パーツに少し引っ掛かる構造になっています。

この影響ですので、バネのテンションが緩んでくると多少ましになるのかもしれません。

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