19ヴァンキッシュC2000Sのオーバーホール依頼です。ハイパフォーマンスチューンで仕上げていきます。
オーバーホール
ローターナット部には少し砂が御座います。
洗浄します。
ベアリング等は不具合は御座いません。
ローラークラッチインナーが結構汚れています。
ボディ内部です。
グリスが緩んでますね。
ベアリングのグリスが流れている状態です。
絶妙なタイミングでのご依頼です。
洗浄しました。
状態としてはハンドル左右のベアリングに少しヘタリがある状態ですね。
それ以外は問題ない状態だと思います。
砂が少しございましたが、汚れもほとんどないです。
ウォームシャフト下のベアリングを追加します。
BOREDケミカルで仕上げます。
KRAKENでオイルチューン。
すべて平シムへ交換です。
0.28mm
0.18mm
0.38mm
0.39mmで決まりました。
ドライブギアはBOREDのALPHAで仕上げます。
全天候中粘度セミシンセティックグリス。全天候中粘度セミシンセティックグリスとして、DELTAよりもワンランク粘度をダウン、THETAよりもワンランク粘度をアップさせ、グリスの粘度を示すちょう度は1号となり、汎用では中粘度のグリスとなります。
ボディ内部はBOREDのOMEGAで薄く添付して抵抗が掛からないように調整ですね。
全天候超低粘度セミシンセティックグリス。THETAよりもハーフランク粘度をダウンさせ、グリスの粘度を示すちょう度は0号-とした超低粘度なグリスとなります。
組んでみますが、少々カタツキというか。
ドライブギアがきついようです。
0.01mm分減らします。
ハンドルのガタに焦点を合わせると現状でいいんですが、回転のザラツキや巻き感に焦点を当てると、シムがきつい状態です。
一方22ステラ以降はシムが緩いケースが多く、18ステラ世代はシムがきついケースが多いですね。
無事完了しました。
固体の状態がいいので、気持ちのいいフィーリングに仕上がりました。
ありがとうございました。
かつてない「軽さ」「強さ」「飛び」を極めて。揺るぎなきクイックレスポンスシリーズの頂点。
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