21ツインパワーXD C5000XGのハイパフォーマンスチューンの依頼です。
実釣前に調整させていただきます。
チューニング
19ヴァンキッシュの型違い位の構造の差なんですが、ボディがアルミ合金になるとかなりかっちりとしますね。
20ツインパワーとはコンセプトが異なり、ローターがマグナムライトローターです。その為全体の耐摩耗性や剛性、強度でいうと20TPの方が強いと思います。
ボディ内部を開きます。
グリスも良くある状態で若干重たいレベルの添付量です。
ローター部やハンドルはそのままとします。
ボディをばらしました。
グリスをオフして、ウォームシャフト上下にベアリングを入れます。
シム調整します。
曲げ座金を抜いて平座金に変更。
マイクロモジュールの中間ギアの座金も変更して。
ドライブギアはIOSギアグリス、ウォームシャフトはシマノ純正グリスで仕上げます。
中間ギアはスミスリールグリスですね。
ピニオンギア下部の曲げ座金を抜いて、平座金に置換します。
グリスをしっかり添付しているので、巻きの調整が難しいです。ドライブギアのクリアランス調整が必要かどうかテストしてみます。
ドライブギアの調整は不要ですね。ピニオンギアもしっかりガタをとってもノイズはほとんど変わらないです。
ボディ内部のグリスの調整がかなりシビアなので、3度ほど調整しました。ほぼグリスで仕上げましたが、巻き重りは出ていないと思います。
マグナムライトローターなので、低慣性による巻き感とスムーズさを残すように意識して仕上げました。
ありがとうございました!