22ステラ1000SSPGのチューニング依頼です。
ハンドルのガタツキと巻き重り感が気になるということでご依頼頂きました。少しシュル感がありますが、比較的状態が良い個体です。
ハイパフォーマンスチューン
巻き重り感は少しあるかなというレベルでして、ガタツキもそこまで大きくないと思います。
ハンドルノブの持ち込みによる交換です。
ベアリングを洗浄して。
シム調整します。
元々のパーツから組み込みます。
追加したシムは、外側に0.10mmを1枚、内側には0.03mmのシムを1枚。
ローター、スプールは作業無しで進めます。
ボディ内部です。
グリスの量は適量ですね。巻き重りにつながるところはあまりありません。
洗浄します。
汚れは無いですね。
巻きを軽くするため、ピニオンギア上部のベアリングはオイルチューンです。
ガタツキを取るためにOリング付ベアリングは交換します。
ドライブギアボディ側は高耐食BBへ。
ピニオンギア下はHRCBです。
ウォームシャフト下のシムを交換します。
0.33mm。
ピニオンギア下は0.37mmで。
ドライブギアはTHETAを添付します。
ボディ内部ですが、ウォームシャフトにはOMEGA、中間ギアはNEMEAとTHICK HEAVYを混合して馴染ませます。
作業完了しました。
すべてTHETAでもある程度仕上がってきますが、各部のフリクションを下げてノイズが出来るだけでないようにしました。
巻き感も軽く仕上がっていると思います。
ハンドルのガタですが、ギリギリまで攻めました。写真の撮り忘れですが、0.17mmから0.01mmを2枚追加しています。
ガタツキはほぼ無いと思いますが、僅かにドライブギアのクリアランスがありますがこれ以上は危険ですね。
ありがとうございました。