22ステラ C3000SDHのハイパフォーマンスチューン依頼です。
滑らかな巻きですが、若干スレ感があります。ガタつきがあるということでしたがそれほど感じません。
ハイパーチューン
ハンドルノブのシム調整します。
0.03mm分追加してみます。
やはり詰めてもノブが少し動くようです。
その為、0.02mm分としました。
あと、逆に付いていました。
ローターナットベアリングカラーが逆付き、ローラークラッチインナーも逆でした。
ただ、あまり影響はないと思います。
ボディ内部です。
とりあえず洗浄します。
Oリング付のベアリングを交換します。
ピニオン下とドライブギア右のみ交換です。
ウォームシャフト下のウェーブワッシャーを平シムへ交換。
0.40mm。
ピニオン下のウェーブワッシャーを平シムへ。
0.48mm
グリスアップします。
ドライブギアはアブガルシアのリールグリス。
摺動子や中間ギア周りはDG06を添付します。
ドライブギアのOリング除去しています。
かなり滑らかになりました。少しガタがありますね。
シムを追加します。
ドライブギアに0.01mmのシムを追加してテストしましたが、ザラツキが出ます。
実は調整が逆で、ピニオンギアのシムがきつかったようです。
0.47mmでローター抵抗が無くなり、ガタツキをあまり感じなくなりました。
回転フィールはかなり良くなり、回転が滑らかになったのでガタツキが感じにくくなりました。
これ以上シムを入れるとノイズがでますね。
ドラグノブが固いので、内部パーツの外径を削って調整します。
ダブルハンドルのシム調整を合わせて行います。
元々入ってある0.20mmのシムだときついので、0.15mmと0.01mmのシムを2枚入れました。
ハンドルノブのオイルはグリッチオイル、タンブルウィードで仕上げます。
再度ボディを開けて再調整しました。
結局ピニオンギア下のシムは0.48mmとしました。緩めだと各パーツが遊んでチャカ付きが少しでてしまうようです。
またケミカルバランスが狂うとノイジーになりますね。ピニオンギアへのグリスが流れてシュルシュルとノイズが出てしまいました。
開けて不要なグリスをふき取りました。
ありがとうございました。
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