23ヴァンキッシュ C3000MHG ハイパフォーマンスチューン

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23ヴァンキッシュ C3000MHGのハイパフォーマンスチューン(極チューン)です。

新品のヴァンキッシュのご依頼です。スペアスプールの作業も同時に行います。

目次

スペアスプールのオーバーホール

スペアスプールは1点につき550円となります。

シマノ純正グリスを添付します。

ドラググリスを入れ替えるだけで、ドラグフィーリングが良くなりますね。

ハイパフォーマンスチューン(スタートアップ)

では、ボディを分解していきます。ハンドル、スプール、ローターの作業はなしで進めます。

巻き出しの重さの指摘がありましたが、少しグリス乗りがあるのと、クリアランスが若干きつめに感じます。

グリスを完全に洗浄してオフしました。

ウォームシャフト下のブッシュをベアリングに交換します。

平シムに交換です。

0.38mm

中間ギア大ですが、0.1mmのシムを入れて、バネを抜きます。

少しギア鳴りがありますが、どこまで抜けるか。

ピニオンギア下ですが、ウェーブワッシャーをキャンセルして、平シムに変更します。

0.40mmで一度組みました。

0.41mmでもテスト。

フィーリングの違いがありますが、どちらが良いかは微妙なところです。

グリスアップします。

ドライブギアにはALPHAを、

全天候中粘度セミシンセティックグリス。全天候中粘度セミシンセティックグリスとして、DELTAよりもワンランク粘度をダウン、THETAよりもワンランク粘度をアップさせ、グリスの粘度を示すちょう度は1号となり、汎用では中粘度のグリスとなります。

ウォームシャフト、中間ギアはOMEGAを添付します。

少しチャカ付くので、ローラークラッチもチェックしてみましたが。

ニードルの形状ですが、中央にくぼみがあります。3点裏表で正三角形になるように組まれています。どちらが上とかないのでしょうか。

ただこの組み方は初めてみました。

CHIMERAを注油してチェックですね。

CHIMERAはミルスペック(アメリカ軍が必要とする様々な物資の調達に使われる規格)を上回る長寿命低揮発の油膜を維持、ヌル付きやベト付きなどの粘弾性を極力排除しサッパリとした質感のオイルとなっています。

最後の微調整として、巻きが非常に軽くなったのですが、どうしてもハンドル周りの微妙なテンションが気になりシムを0.01mm抜きました。

正直なところ、好みの問題ですね。

巻き出しの軽さを優先してクリアランスは緩めに設定しております。

ありがとうございました。

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