トーナメントZ2台と01ステラFWの合計3台、スペアスプール2個のフルオーバーホールのご依頼です。

01ステラFW 2500S フルOH
まずは01ステラFWから。

日々のメンテが行き届いているようで、オイルが過多ではありますが、不具合のあるベアリングはなさそうですね。
ただ、ローターナットにカラーが無いです。

世代違いですが、20ステラSWのローター受けカラーを流用します。

ラインローラーもきれいですね。

フリクションリングは溶解する寸前です。

ドライブギア。

ボディ内部です。

洗浄実施。

パーツクリーナーの汚れです。

ベアリングはすべて温存でいけそうですね。

若干オイリーな所もございますが、まだ使えそうな状態かと。
スペアスプールも分解洗浄。

フリクションリングとローター受けカラーのみ交換ですね。

ハンドルノブですが、シムが2点不要でした。

ボディ内部をグリスアップして仕上げます。

ローラークラッチの収まりが少し甘いですね。

逆回転時にシュル感が出ますね。
フリクションリングを装着します。

作業完了しました。

ローラークラッチはオイル粘度を少し上げて、ノイズが出づらく仕上げてみましたが、完全には消せないですね。
トーナメントZ3500C フルOH
続いてトーナメントZ3500Cのオーバーホールです。

スペアスプールも一緒に作業します。
分解。

ラインローラーベアリングはダメージありますね。

ワンウェイクラッチとピニオンギア。

オイルが多いです。

ピニオンギアに汚れが付着しています。ベアリングもオイルとグリスが混じった状態ですね。

ギア。グリスが残っております。

オイルも多め。
ウォームシャフトは黒くなっておりますね。

洗浄実施。

ベアリングはハンドルノブ、ラインローラーの3点のみの交換です。

パーツクリーナーの汚れです。ウォームシャフトの汚れで黒くなっております。

グリスアップしていきます。
ドラグワッシャーをグリスアップ。

ボディ内部をグリスアップしてくみます。

ラインローラー、ハンドル部も基本的にはグリス仕上げとしております。

ギア摩耗がございましたが、巻き心地は比較的滑らかですね。
トーナメントZ2500IT フルOH
最後にトーナメントZ2500ITのフルOHです。

メインシャフトのスプール受けが抜けない仕様ですね。
ボディカバからアクセスしてメインシャフトを抜きます。

ラインローラーを分解します。

ローラークラッチはローター裏面にあります。

あとで洗浄して組んだ際にシュル感が出ておりました。ローラークラッチ自体は洗浄せずに汚れをふき取りましたが、オイル粘度を下げるとシュル感が強く出ますね。

ボディを展開していきます。

逆回転ストッパー。

ボディ内部。

ドライブギアのグリスが黒くなっておりますね。
洗浄実施。

交換パーツはラインローラーベアリングのみ。

パーツクリーナーの汚れです。

ボディ内部をグリスアップします。

ラインローラーとハンドルノブはグリス仕上げ。ボディ内部もほとんどグリスのみで仕上げております。

ハンドルノブですが、割れがありました。元々どこまで割れていたのか把握しておりませんが、キャップを外す際に少し割れが大きくなってしまったのかもしれません。

外れた箇所は慎重に接着剤で固定しておきました。

作業完了です。

いずれの個体もそうですが、内部ベアリングの劣化はほとんどなく、長期のグリス劣化、オイルの劣化による交換が中心となりました。

最後の個体は施工前もそこそこ良かったので、ほとんど変わっていないかもしれません。ただ、オイルが注油された状態より、グリスで組まてれいるほうがギア摩耗等については安心感がございますね。

この度はご依頼いただきありがとうございました。

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