19バリスティック LT4000-Cのオーバーホールを行います。スタンダードチューンで施工します。

目次
メンテナンスの状況
釣行50回ほど、タイラバ使用とのことですから、その使用感からすれば、きちんとメンテナンスされていると思います。

グリスが残ってしまっていますが、メンテナンスと考えれば適切な範囲だと思います。
マグシールド部ですが、マグオイルが少し粘性が上がってきていました。

ローター内部の摺動部はOHが必要になってきますね。

リール上部洗浄。

ハンドルノブのベアリングは完全にざらつきが出ており、ラインローラーは1点のみ交換です。

ラインローラー、ハンドルノブの軸周りはBOREDのNEMEAを添付。

ハンドルノブですが、シム調整します。

0.33mmとなりました。0.03mmのシムを追加。
ドラググリスはTHETAを添付します。

上部3点完了しました。

ボディ内部です。

こちらもスプレーグリスでしょうか。内部に残っております。使用頻度から考えるとある程度状態を維持してくれているように思います。

リール全体でみるとグリスとオイルが混在してしまって、ケミカルバランス自体は最悪です。
OHしないで注油していると当たり前の状態なんですけど、この状態になってから違和感を感じてオイルを注油しすぎるとギアなど摩耗を起こし、症状が悪化しますので注意してください。

汚れです。

超音波洗浄できれいになりました。

ベアリングは3点交換です。

BOREDのTHETAとALPHAを添付致します。

センター出しをしてから、マグオイルを充填します。

作業完了しました。

気持ちの良い巻きフィーリングが復活しました!
ありがとうございました。
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