21ソルティガIC 100の修理依頼です。
ワンウェイクラッチを破損してしまったので交換、合わせてグリッチオイルでチューニング依頼頂きました。
ワンウェイクラッチ交換
ニードルが崩壊したベアリングを抜きます。
あとで組みつけます。
グリッチオイルによるチューニング
グリッチオイルでチューニングします。
使用するのは、EVO-500、EVO-2000、ロサの3種類です。
ボディを開きます。
洗浄します。
汚れはそれほどでもないです。
通常のメンテナンスではここは外す必要はないですね。
スプールが取れます。
ICユニットは外せますが、外すと両面テープで接着する必要があるのでそのままにしておきます。
ベアリングはロサ。
防錆タイプの中粘度オイルです。
粘度UP 防錆特化型 ●グリッチオイル独自の特殊潤滑添加剤を配合することにより中粘度でありながら納得のいく潤滑性能と耐摩耗性能を発揮。
レベルワインドとハンドル軸、ワンウェイはEVO-500。
高粘度オイルで、ギアにも使えます。
超高粘度パワーオイル ●グリッチオイル初の潤滑性と抑摩耗性の両方を兼備した全く新しいオイル。
ギアはEVO-2000。
主にギア用の超高粘度オイルです。
超超高粘度オイル ●海水による塩害にも対応しハードな使用用途にも優れ金属摩耗を最小限位抑えます。
スプールを戻します。
EVO-2000を添付します。
クラッチパーツを取り付けて。
EVO-500を添付。
ワンウェイクラッチを圧入します。
EVO-500を添付します。
ギアにはEVO-2000を添付して馴染ませます。
この座金の向きですが、
組み上げるとこの形ですね。
どら焼きを合わせるような形にします。
こんな形状ですね。
バネとしての機能が必要なので、このような組み方になる訳です。
最後にハンドルノブを仕上げます。
きちんとメンテナンスされているので、オイルを添付したのみですね。
作業完了しました。
ドラグワッシャーとクラッチ周りの擦れる箇所以外はすべてグリッチオイルで仕上げています。
ありがとうございました。
常識のその先へ。海中を刻む革新ジギングリール
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