08ステラSW 6000HG ラインローラーの修理とオーバーホール

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08ステラSW 6000HGの修理のご依頼です。

アーム固定軸が折れてラインローラーのパーツが紛失し、メーカーに修理依頼するもパーツなしで返ってきてしまったそうです。

目次

ラインローラーの修理

年式としては、13ステラSWが修理不能機種となり、すでに2世代前のステラSWとなってしまっておりますので、パーツが無ければ作業できません。

ただ、部位によっては工夫をすれば別のリールからパーツを持ってきて使えるようにできたりします。

今回だと13ステラ5000番のパーツを流用します。

13ステラSWはアーム固定軸がステンレスなので、ローターバランスの崩れが起きやすいですが、長さがほとんど同じようで、そのまま流用可能でした。

ラインローラーベアリングは1つ、座金とラインローラーベアリングカラーも紛失していますね。

ラインローラーは08ステラのままで組むと隙間が空くので、

座金をこちらで用意して。

0.5mm、アーム側の座金も0.8mm分入れて組むと。

ビシッと決まりました。

オーバーホール

スプールから分解していきます。

オイルが多く、ドラグワッシャーのカーボン粉がかなり多く蓄積しています。

真っ黒ですね、洗浄します。

ハンドルノブを分解。

こちらもオイルが多めです。

ボディ内部。

ベアリングがザラザラになっております。

あまりボディ側面から注油はお勧めしないですね。

メーカー側も推奨していたり、メンテナンスを紹介しているサイトや動画でも注油しているケースを見ますが、正直な所ベアリングのグリスを流してしまい、ベアリングの寿命を縮めてしまいます。

ギアの状態。

グリスは残っておりますね。

なお、写真上部の摺動子ガイドが完全に固着しています。

洗浄実施。

摺動子ガイドが抜けないので、メインシャフトを除いたその他のパーツをすべて分解した上で、洗浄実施しました。

ベアリングはウォームシャフトピン、ウォームシャフト下とドライブギアのベアリング1点を除いた、合計5点交換となります。

その他ローターナットベアリング、スプール内部ベアリング1点ずつ交換ですね。

パーツクリーナーの汚れです。

組んでいきます。

ウォームシャフト、ドライブギアをグリスアップ。

フレームにシリコングリスで撥水処理を行います。

ローラークラッチにオイルを添付して取り付けます。

ドラグを仕上げます。

純正グリスのDG12で仕上げていきます。

作業完了しました。

ラインローラーが復活し、ドラグの効きも改善しています。ベアリングノイズも解消し巻き感が向上しました。

この度はご依頼いただきありがとうございました。

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