19ヴァンキッシュ2台のハイスペックチューンのご依頼です。

18ステラのギアに置換とグリッチオイルケミカルを使用したハイスペックチューンを行ってまいります。
19ヴァンキッシュ 1000SSSPG ハイスペックチューン
まずは1000番から。

アームカムとドラグワッシャーのハイドラは持ち込みで交換です。
IOSケミカルで組まれたドラグワッシャーを取り外します。

アームカムですが、亀裂が確認できなかったです。ただ、アームカムが歪んで締めこんだ跡がありました。

ボディ内部をオープン。

純正ではないのはわかりますが、分解してピンときました。

過去にこちらで作業した個体でした。

ピニオン下のシムも平シム化されています。

0.37mmです。

中間ギアは0.18mm。
ウォームシャフト下はベアリング化と0.32mmで組んでおりました。

間違いなく、過去に作業した個体ですね。
ベアリングはオイル仕上げなので、洗浄してからチェック。

ボディ内部のベアリングは使用感が出ておりました。

汚れ自体はほとんどなしです。

シムはそのまま流用します。

当時はハンドルガタた気になるということで、わずかにきつめに仕上げておりました。
今回はギア交換を行い標準的な巻き感に仕上がるようにシム調整を行います。

まずドライブギアですが、0.14mmで組んでおります。当時0.01mmのシムを追加した状態です。

いったん0.13mmで仕上げていきます。

グリスを塗布します。
ローラークラッチをパッシブでしあげます。

ラインローラーですが、シムが足りないようなので、1mm厚のシムをアームカム側に追加しました。

ハンドルノブですが、0.05mm分シムを追加します。

いずれもタンブルウィードで仕上げました。
一度組みましたが、ドライブギアクリアランスはもう少し減らしたほうが良さそう。

また、ベアリングノイズも若干あるので、ピニオンギア上部も交換します。
交換したベアリングですがHRCBです。
シムを0.12mmへ。

クリアランスは決まりました。
続いてドラググリスを塗布します。

ベアリングはタンブルウィードで仕上げます。

若干ノイズがあるので、ローターナットベアリングを交換してみます。

ピニオンギア下も交換してテストしましたが、ローターナットベアリングのシュル感がある感じですね。

シムのみ0.38mmへ、中間ギアのシムは0.17mmへ変更しました。
完全にノイズが取れないのですが、おそらく当時も同じようなフィーリングが合ったと思われます。

巻き回転はスムーズに軽くなりました。若干の遊びがあるように感じるかもしれませんが、ベアリングの交換により雑味が低減して巻き感がUPしております。
もう一台の作業内容はこちらです。


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