手配していた18ステラのギアが届きました。

2台目のC2000SHGを作業していきます。

ざらつきがある個体ですが、考えられる原因はいくつかあります。
ギア交換ベアリング交換である程度良化すると思いますが、個体精度・バランスの問題だとざらつきが完全には消えない可能性があります。
19ヴァンキッシュ C2000SHG ハイスペックチューン
分解していきます。

ラインローラーはIOS製。

ローラークラッチはオイル浸食していないきれいな状態です。

おそらく新品から分解されていない個体ですね。

ボディ内部。

グリスは適正ですが、ベアリングのグリスが少し浮いているので、注油していた形跡ですかね。

ウォームシャフト下はブッシュのまま。
洗浄実施。

パーツクリーナーですが、汚れはほとんどないですね。

ベアリングチェックします。

ボディ3点ですが、指定のHRCBに交換です。ウォームシャフト下は高耐食ベアリングを入れます。

ギアは18ステラのものを用意。

ウォームシャフト下のウェーブワッシャーを抜いて、0.275mm入れてテスト。

0.03mm分追加して、平シムを0.305mm分入れます。

中間ギアは0.18mm。

ウォームシャフト、中間ギア、ドライブギアをグリスアップします。

プレミアムマテリアグリスを塗布。

ドライブギアのシムは0.17mmでした。いったんこのまま組みます。

ピニオンギア上部ベアリング、ラインローラーとハンドルノブはタンブルウィードで仕上げております。
用意いただいたドラグワッシャーを仕上げます。

一度組みましたが、ドライブギアのシムがきついので、0.17mm→0.15mmへ。

ざらつきが取れないんですよね。
ハンドルを押し付けるとざらつきが出るので、おそらく初期状態からざらつきがある個体です。シムを減らしてもざらつきは抜けきらないので、極力がたつきもなく、ざらつきも拾わないポイントで仕上げます。

0.16mmで組みます。0.01mm分減らしました。
ハンドルノブですが、0.38mm分で組むときついので、

0.37mmで仕上げております。

作業完了です。

個体精度による影響でしょうか、巻きのざらつきは取れないです。ベアリングの使用感があるものを交換したので、巻き感は良くなっています。
この度はご依頼いただきありがとうございました。

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