07オシアカルカッタコンクエスト 300タイプJ M オーバーホール(スタンダードチューン)

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10に引き続き、07オシアカルカッタコンクエスト 300タイプJ Mのオーバーホールです。

こちらの個体はゴリ感があまりないので状態はよさそうです。ただドラグの効きが甘くフルロックでも滑るそうです。

目次

オーバーホール

固着もなくすんなりと分解できますね。

ばらしていきます。

ドライブギアが抜けづらい位ですね。

ドラグが滑るのはカーボンの蓄積によるものかもしれませんが、もう一方の個体の方が固着気味で滑らなさ過ぎたのかもしれません。

フレームのグリスも変色していますが、固着もないのでOHのタイミングはばっちりですね。

ALL洗浄完了です。

洗浄液の汚れです。

ドライブギアを研磨。

蓄積したカーボンを取り除きます。

ベアリングは5点交換となりました。

後ほどスプールベアリングを1点のみ交換しています。

ドライブギアはDG04、ウォームギア周りはDG06を使用しています。

少しノイズがあったので、交換しています。

ウォームシャフトはBOREDのOMEGAを使用しています。

OMEGAをアップグレードさせた最も油分配合が多く低粘度で強粘着なグリス。オリジナル耐水防錆添加剤の配合により海水使用に完全対応。他のMETHODウレア系グリスとの混合で粘着性や静寂性を付加。

主要部はBOREDケミカルで防錆対策いたしました。特にウォームシャフトの軸受け等は低粘性オイルが良いのですが、防錆性も欲しいというときに良いですね。

CHIMERAはミルスペック(アメリカ軍が必要とする様々な物資の調達に使われる規格)を上回る長寿命低揮発の油膜を維持、ヌル付きやベト付きなどの粘弾性を極力排除しサッパリとした質感のオイルとなっています。

作業完了しました。

ギア状態はこちらの方が良いですが、ボディバランスはもう一台の方が良い印象で、具体的にはスプールの回転がスムーズです。

ご依頼いただきありがとうございました。

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