10ステラ 2500HGS 回転不具合とスタンダードチューンによるオーバーホール

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10ステラ 2500HGSのオーバーホールのご依頼です。

急に巻きの不具合を感じるようになったそうです。

フリクションリングの劣化ではないかということでスタンダードチューンのご依頼をいただきました。

目次

不具合の原因

届いて状態では、巻いた際の違和感はあまり感じなかったのですが、フリクションリングが膨張しているので、ロックがかかってしまうようですね。

交換します。

白いほうが新しいです。

オーバーホール

では順番に分解作業していきます。

ボディ内部。

ウォームシャフトにグリスが残っていないですね。

洗浄完了です。

ベアリングですが、ドライブギア左右とピニオンギア下を交換しました。

一度目はドライブギアハンドル側は交換せずテストしました。

ピニオンギア上部、こちらもテストしましたが交換不要ですね。

BOREDケミカルで仕上げます。

ローラークラッチはCHIMERAですね。

CHIMERAはミルスペック(アメリカ軍が必要とする様々な物資の調達に使われる規格)を上回る長寿命低揮発の油膜を維持、ヌル付きやベト付きなどの粘弾性を極力排除しサッパリとした質感のオイルとなっています。

ローター、ハンドル、スプールを作業します。

ラインローラーのネジがかなり緩んでましたね。

全体の洗浄液の汚れです。

ハンドルノブ、ラインローラーベアリングを交換します。

こちらはNEMEAで仕上げております。

上部も完了です。

作業完了しました。

ギアノイズが残りますが、フィーリングはかなり良くなったと思います。

ありがとうございました。

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