13エクスセンスLB C3000HGMのスタンダードチューンのご依頼をいただきました。

非常にきれいな状態の13エクスセンスLBです。唯一のローラークラッチ搭載機種だそうで初見となります。
キュルキュルと異音が出ており、その異音解消のご依頼となります。
ローラークラッチの異音の原因
ローラークラッチを分解。

ローラークラッチの玉が浅いのと、設置面積が大きい。

オイルが多いとキュルキュルなるんですよね。

一度組んでみてキュルキュルが消失したと思った矢先。
キュルキュルとなりますがな。
クラッチパーツの金属表面処理を行って、潤滑性を高めてノイズがなりにくくなるように・・・。

多少良化しましたが。。。

ローラークラッチインナーの下部が水平に当たらないので、クラッチの玉との接地が垂直に保たれない状態。クラッチ内部の玉も設置面積が大きいことが影響しているように思いますね。
極力オイルを抜いて、低粘度のCHIMERAとBALBOAで仕上げました。

ノイズはなりにくくなったかなというレベルです。粘性が高いオイルだとノイズが大きく出るので、違和感が出たらオイルをふき取るのが正解ですね。
後続でローラークラッチが廃止された?理由の一つのが、このノイズかもしれません。
オーバーホール
ラインローラーを分解。こちらのベアリングは交換ですね。

そのほか不具合なしです。

高耐食ベアリングに交換します。

ラインローラー。

ハンドルノブはNEMEAを使用します。

シム調整。
0.05mmのシムを追加です。

ボディ内部。

ギアはご自身で交換されており、16BB-Xデスピナのものを使用されているとのこと。

洗浄完了です。

パーツクリーナーの汚れ具合です。

ウォームシャフト下のシムがなかったので、追加しております。

0.15mmですね。
ドライブギアをグリスアップします。

ALPHAとOMEGAを混合して仕上げ。

作業完了しました。

オイルが少量であまり入っていない状態だとキュルキュル感はほとんど出ないんですが、おそらく完全には抜けないと思います。
ノイズ完全除去は非常に難しいですね。
この度はご依頼いただきありがとうございました。

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