13ソアレCI4+ C2000PGSS スタンダードチューン

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13ソアレCI4+C2000PGSSのオーバーホール依頼です。

同番手がもう一台あるそうですが、巻き重り感が出たそうです。

目次

オーバーホール(スタンダードチューン)

極力巻き重り感を排除するようにベアリングをオイル仕上げでチューニングします。

ラインローラーが少しシュルシュルとノイズがありました。

ボディ内部。

オイルが多いですね。合わせてグリスも結構蓄積しています。

巻き重りの原因ですかね。

ピニオン上部、ドライブギアにも。

洗浄しました。

洗浄液はほぼグリスと少しの汚れですね。

ラインローラーベアリングですが、洗浄してBOREDのNEMEAで仕上げたところ、かなり違和感が消失したので、そのベアリングを追加して2BB化。

ZAYTでライトに仕上げます。

過去製品の超低粘度オイルKRAKENとHYDRAそして現行製品のBALBOAよりも更にワンランク低粘度化を実現したBORED史上で最も低粘度となるISO VG4で設計し、エステル化学合成油の特徴を最大限生かした極薄で強靭な油膜により回転抵抗を極限まで抑えたミニチュアベアリング全般の高回転を目的とする「潤滑性」を重視したオイルとなります。

ラインローラーは汎用のベアリングに交換です。

ラインローラー自体はLIGHT DUTYを使用しました。周辺はNEMEAでブロックです。

2015年10月のマイナーチェンジにより配合している添加剤を見直し、当社KRAKENやGOLYATよりも極圧性と減摩性を向上させ、 低粘度ながらも耐久性を併せ持つ性能となっています。

スプールのドラグワッシャーは純正グリスです。

上部3点完了。

ウォームシャフト下にはシムを追加します。

0.1mmでがたつきが消失です。

最終ボディ内部ですが、ベアリングはNEMEAとLIGHT DUTY、ウォームシャフトをNEMEAとギア周りにTHETAを添付です。

ALPHAよりもワンランク、DELTAよりもツーランク粘度をダウンさせ、グリスの粘度を示すちょう度は0号となり、汎用では低粘度なグリスとなります。

作業完了しました。

無事巻き重り感は解消したと思います。

比較的粘性が高いケミカルですが、薄く仕上げたのでノイズもかなり改善したと思いますが、ギア鳴りが少し残り、これだけは取り切れないですね。

巻きの滑らかさもある程度改善したと思います。

ありがとうございました。

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