15BB-X テクニウム C3000DXG オーバーホール&音出しカスタム

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15BB-Xテクニウム C3000DXGのオーバーホールと音出しカスタム依頼です。こちらはSUTブレーキ非対応機のテクニウムです。

中古で入手されたそうでして、音出し加工とOHのご依頼です。

目次

音出しパーツ加工

抑え板を加工します。

削って取り付けてみます。

ピンボケしていますが、板を加工して取り付けた状態です。

音量チェック。

テンションは7号オモリを同梱していただいており、そちらがゆっくりと出る状態のテンションで仕上げました。テンションは問題なさそうですが、ラインローラーベアリングがざらざらですね。

それではオーバーホールをおこなってまいります。

オーバーホール

レバーブレーキリールの難しい所は組み難易度もそうですが、15テクニウムはケミカルバランスも難しいです。以前にも行ったことがございますが、ケミカルが多いと巻き重り感が強く出てしまう。

その点を考えながら作業を行う必要があります。

上部を洗浄しました。

ラインローラーベアリング、ハンドルノブベアリングを1点、合計2点交換します。

フッ素グリスで仕上げました。

ローターの裏面にもしっかりとグリスを添付します。

ハンドルノブはBUSLを添付して仕上げました。

ボディ内部です。

注油でオイルが内部に残留していますね。

ウォームシャフト周りも。

洗浄完了です。

洗浄液の汚れです。

ベアリングはピニオンギア下を交換。

グリスアップします。

ケミカルバランスが絶妙で、ウォームシャフトやウォームシャフトギア周りのケミカルが多いと巻き重り感が出ます。15テクニウムは難しいリールですね。

リーリングが重いので、ブレーキコアも洗浄しました。

音出しパーツを再度取り付け。

作業完了しました。

グリスが緩く軽くなりすぎた状態だったので、若干巻きフィールが重く感じるかもしれません。

ありがとうございました。

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