21ソルティガIC 100P-DH オーバーホール(前編)

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21ソルティガIC 100P-DHのオーバーホール依頼です。

電池交換を含めてご依頼いただきました。

目次

オーバーホール

結構な使用頻度だと思います。

ギアのゴリ感が出ているのでギアは手配していますが、メーカーに在庫がなく少しお時間をいただく形です。

とりあえずOHを行ってどこまで良化するか、作業をしていきますね。

スプレーグリスのようですね。ちょうどマグシールドベアリングにも混入してマグオイルを流してしまっているかもしれません。

ギアにはグリスはあまり残っておらず、全体的にオイルとグリスが混じって粘性が下がった状態になっています。

ドライブギア軸等にサビ等は無いので、メンテナンスによる結果ですね。

ラチェットに少し固着がありました。

プラギアの消耗感も少しありますが、ドライブ、ピニオンギアのゴリ感が大きくそこまで気にならない程度です。

スプールにもオイルが飛び散って汚れが目立ちますね。

後ほど電池交換します。

ウォームシャフトがかなり汚れています。グリスと何が混じっているんでしょうか。金属粉ですかね。そこまで削れている印象は無いですが。

全バラシとパーツクリーナーと超音波洗浄器で完全洗浄しました。

汚れです。

ベアリングは5点交換です。

ハンドルノブ2点、ウォームシャフト1点交換です。ハンドルノブベアリングにウォームシャフトベアリングを2点転用しました。

交換した高耐食ベアリング3点ですが、ウォームシャフト2点とセットプレートギアのベアリングを新品にします。

なお、ギアシャフト、クラッチカム部のそれぞれ1か所ずつ高耐食ベアリングに交換します。

ピニオンギアのメカニカルブレーキ部のピニオンギアベアリングですが、マグオイルを充填して使ってみます。

ワンウェイクラッチはNEMEAを添付します。

ICをホールドするために両面テープを張ります。

電池交換実施。

プラギアはメンテナンスグリス104を使用します。

耐久性に優れたリール可動部専用グリス。SLP WORKS技術スタッフ陣が実際に使用しているグリス。

主要部はこのグリスと、一部シマノ純正グリスを使用して摺動がスムーズにいくように調整しています。

ドライブギアはメンテナンスグリス300です。

SLPのアフターサービスで使用しているDAIWA純正ベイトリールドライブギア専用グリス。消音性・耐水性に優れ、最適な粘度でベイトリールのギアに潤滑性を与えるグリスです。DAIWAベイトリール全般のドライブギア潤滑剤としてご使用ください。

作業完了しました。

ノイズもかなり低減しなめらかになりました。ドライブギアとピニオンギアの消耗によるものかと思いますが、ギアのゴリ感が残っていますね。

パーツが届き次第作業再開致します。

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