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18ステラ C5000HG キュルキュルノイズの発生原因とは?ハイスペックチューン(IOSケミカル)

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18ステラC5000HGのハイスペックチューンのご依頼です。

未使用品の中古を購入されて使用2回の個体です。キュルキュルノイズが気になるとのことですが、ギアノイズもあります。

不具合がどこから出ているか確認していきます。

ハイスペックチューン

IOSケミカルをメインに、BOREDケミカルを要所で使用していきます。

まずローターナットですが、若干さびがでています。回転の不具合はありません。

汚れと取ります。

ローターは状態もよさそうなので、作業はしないでおきます。

ラインローラーは交換済みだそうで、チェックしましたが問題ないですね。

スプールも特に作業は不要です。

ハンドルノブですが、シムを追加。0.05mm分入れました。

ケミカルはBOREDのBSLUとNEMEAで仕上げています。

BORED METHOD DIVISIONオイル製品中でフラッグシップとなる高粘度マルチパーパスオイルをコンセプトとするBSLUオイル。 METHODオイル製品中で圧倒的なベストセラーを誇る全方向対応のマルチパーパスな用途ながら、特に油膜性、防錆性、減摩性に優れた効果を発揮する、フィッシングリールからサイクルパーツまで幅広く対応したオーバースペックな「耐久性」を重視したオイルとなります。

ローラークラッチを分解。

ボディ内部。

ピニオンギアのグリスが寄っています。

ベアリングのグリスも浮いていますね。オイル注油によるものでしょうか。

洗浄します。

不具合箇所ですが、ウォームシャフト上部のベアリング、ドライブギア左右のベアリングにノイズが強く出ていました。

純正ベアリング指定でして、520ZZと1370ZZが手元にないので手配中です。

シマノ純正リールに採用されている、防錆処理が施されたベアリングです。

いったん組んでおきます。

ドライブギアをIOSギアグリス、

粘度高めです!優れた潤滑性、クラス最高水準の対荷重性、ソルトでも安心して使える優れた防水性能、100%化学合成ならではの極寒から真夏の炎天下、そして風雨にさらされ続けるリールの心臓部とも言えるメインギアを守る、ハイスペック・ギアグリスです。

中間ギアをスミスリールグリスで仕上げます。

ウォームシャフトはBOREDのOMEGAで仕上げます。混ざらないように注意して添付しています。

中間ギア軸、メインシャフトはIOS-01ですね。

ドライブギアのシムを0.03mm分抜いています。若干緩いのでベアリングが届き次第再調整します。巻き感は軽くなりました。

純正ベアリング交換、シム調整(9/22追記)

ベアリングが届いたので交換実施です。

ウォームシャフト上部を交換。

ドライブギア左右、ボディフタ側のベアリングを交換します。

こちらのシム、0.03mm分減らしていますので、0.01mmのシムを入れて組み上げです。

ベアリングのざらつきは消失しました。結局ギアのざらつきが残りますね。特にギアを押し付けるように巻く(右ハンドルだと引っ張りながら)とギアのざら感を感じます。

クリアランスをわずかに大きめにとったので、平行で巻く分にはあまりざらつき等は感じづらくなっていると思いますが、ベアリング不良がボディバランスによるものでしたら、再度ベアリング不具合が発生する可能性がございます。

シムの過多によるものでしたら、ある程度この状態を維持して、巻きフィールは良化していくと思います。

あくまで経年変化の推測によるものですので、ご参考としてください。

ありがとうございました。

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