22ステラ 4000XG 極みチューン&14ステラ 2500HGS ハンドルの回転不良とオーバーホール

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22ステラ4000XGの極みチューンと14ステラ2500HGSのオーバーホールのご依頼をいただきました。2台特急対応でのご依頼となります。

こちらの個体は未使用品とのことですが、ノイズが強いように感じます。ご依頼の引っ掛かりとシャラシャラとした印象です。

極みチューンで作業します。

目次

22ステラの極みチューンとは?

22ステラの極みチューンですが、ピニオンギア下のウェーブワッシャーは温存しますが、ドライブギア、ウォームシャフト下、ドライブギアOリングの小径化、中間ギア軸バネのシム調整となります。

その他、必要に応じて中間ギア大の加工を行い、ノイズ低減の作業をしております。

今回の個体は、元々ノイズがある個体のようなので、違和感をどこまでなくすことができるかですね。。。

リール上部分解とOH

少しピンボケですが、上部分解しました。

ラインローラーにフッ素グリスを添付。

その他はグリッチオイルを使用。

ハンドルノブはロサ、ドラグワッシャーはプレミアムマテリアドラググリスを使用しました。

ボディ内部分解

ボディ内部にアクセスします。

ケミカルバランスは問題ないようです。

洗浄しました。

Oリング交換、シム調整

ドライブギアのOリングを小径化します。

ベアリングに密着しますが、あまりOリングが大きいとベアリングに入りにくい、またギアがロックされて巻きに違和感が出る場合があります。0.5mm分内径を小径化することでギアの収まりを良くします。

何度か組みなおしした結果、1点のみ交換しました。

また、中間ギア軸上部をバネで抑えていますが、ギアにテンションがかかり、ボディとのスレ感が出ます。

バネを抜き、クリアランスを取るためにシムを入れます。きついとよりノイズが強くなるので、かなり慎重に作業をします。

ウォームシャフト下のウェーブワッシャをキャンセル。

0.15mm分シムを入れて、0.35mmで組みました。

ファイブフォーカス製グリスによる仕上げ

グリッチオイルのメーカーである、ファイブフォーカス製のグリスを使用します。

プレミアムマテリアグリスのHARDですね。

ドライブギアのシム調整は無しでいったん仕上げてみます。

ローラークラッチもばらしてチェックしますが、メインシャフトとローラークラッチの位置関係が良くないみたいですね。クラッチインナーが汚れが出るのと、ピニオンギアのラジアル方向へのガタがあるので、その影響によるノイズかと思います。

一度組みましたが、若干改善したかなというレベル。

ピニオンギア下のベアリングを交換します。

違和感というほどでもないですが、Oリング除去されたベアリングなので、念のため交換ですね。

ドライブギアのシム調整です。

0.22mm→0.20mm

ピニオンギア上部ベアリング下にシムを入れてテスト。

0.02mmです。

ドライブギアですが、0.21mmで再テスト。

0.20mmだと巻きが軽くなりますが、遊びが大きくなります。

0.21mmで仕上げます。

ピニオンギア上部のシムを変更です。

0.05mm。

0.03mmで組みなおし。

ローターナットのテンションが高すぎると思ってシムを入れましたが、ドライブギアとのバランスから結局シムは抜き元の状態に戻しました。

ケミカルバランスもかなり気を使います。

摺動部とメインシャフトはEVO500、タンブルウィードで調整し、ノイズが極力出ないように仕上げました。

ベアリング交換も含めて5~6回組みなおしましたが、ベアリングの異常はなく、やはりメインシャフトの位置関係によるノイズですね。

ピニオンギア下のベアリングも元のものに戻しました。

ボディとピニオンギアの遊びがあることで、メインシャフトにノイズが生まれる形でしょうか。

ローラークラッチを抜く際にばらばらになりやすい個体でした。

メインシャフトのオイル、グリスも添付しないほうが良いかどうかテストしましたが、添付するとざらつき感(少しゴリ感)がでるのですが、引っ掛かり感はかなり消失しますね。ドライブギアのシムは0.02mm分抜いた形で調整しました。

ただ抜くとがたつきというか遊びをわずかに感じるので、感覚的に難しいところです。ケミカル調整でできる範囲が限られるのですが、できる限り違和感を取り除くことに集中しました。

この度はご依頼いただきありがとうございました。

14ステラ オーバーホール

こちらは修理のご依頼でして、ハンドルがスムーズに回転しないです。

ローターナット上部のシールが逆になっていますね。

ハンドルが重い理由は、フリクションリングの脱落です。

少し伸びると外れてしまうんですよね。18ステラ以降はフリクションリングが小径化したので、基本的には外れません。

上部を分解していきます。かなり汚れが目立ちます。

ローターナット内部にカラーがないです。

不足パーツがいくつかありました。

上部はローターナットベアリング、22ステラのローターナットカラー。ハンドルノブベアリング4点を交換します。

ローターナットベアリングは高耐食に交換です。

ローター部のメッキパーツに割れがありましたが、一応そのまま固定してもそこまで違和感がなかったので、そのまま仕上げております。

ラインローラー、ハンドルノブとも純正グリスで仕上げます。

上部完了です。

ボディを展開します。

ウォームシャフト下、中間ギアにシムが追加されておりました。

全洗浄実施。

パーツクリーナーの汚れです。

フリクションリングを交換します。

グリスアップします。

組みます。

Sシステムで組まれているのですが、スプールワッシャーが乗っていました。

穴を下部に設定することで、1mmほどかさ上げ可能です。1.5mm分スプールワッシャーが入っておりましたが、1.0mm分上がってますので、元の位置で組む場合は1枚スプールワッシャーを入れてください。

作業完了です、違和感解消しました。

この度はご依頼いただきありがとうございました。

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