ミリオネア HL SSS 凛牙 103 2台 オーバーホール

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ミリオネア HL SSS 凛牙 103 2台のオーバーホールのご依頼です。

まずは右ハンドルから作業いたします。

良い状態が維持されていると思います。

目次

凛牙103 オーバーホール

分解していきます。

グリスの粘性と汚れが強く出ていますね。

メカニカルブレーキ部のベアリングはダメージがあります。

レベルワインドはグリスが若干緩くなっています。

水分の油分が混ざり合った状態でしょうか。

ギアシャフト付け根のベアリングも使用感ありですね。

ピニオンギアを受けるベアリングも同じく。

このリールの難しいポイントはここですね。

クラッチバネのつけ外しの難易度高し。

スプールベアリングを分解。

洗浄実施。

ベアリングはスプール受けベアリングを含めて4点交換です。

パーツクリーナーの汚れです。

結構汚れが蓄積していました。若干変色してます。

組んでいきます。

グリスアップです。

ギアグリスを添付。

ハンドルノブはスーパーフィネスループⅡを添付。

ちょっと高速回転しすぎでノイジーですが。

作業完了しました。

全体としてはケミカルバランスの崩れとベアリングのざらつきによるノイズ、リセットすることでフィーリングが良化しました。

凛牙103L オーバーホール

続いて左ハンドルのOHを行います。

こちらの個体のほうが使用感は低く感じますね。ざらつきが強く出ているのですが、ベアリングの交換で解消しそうです。

分解していきます。

汚れもあまりありません。

ベアリングもそこまで違和感が出ていない状態ですが、ギアシャフトは若干ダメージあり。

ノイズのほとんどがクラッチカムボールベアリングですね。

全バラシ。

洗浄実施。

ベアリングは2点交換ですね。

汎用ステンレスベアリングに交換。

汚れもほとんどないです。

グリスアップして仕上げます。

作業完了しました。

いずれもスムーズな回転を取り戻しました。

この度はご依頼いただきありがとうございました。

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