12キャタリナに引き続き、オシアジガー2台のオーバーホールです。

まずは2001NR-HGのオーバーホールから。
オーバーホール(2001NR-HG)
ハンドルの付け根に錆があります。

ボディ内部をチェック。

グリスが劣化していますね。

メカニカルブレーキ内部にも青錆が出ています。

ハンドル、サイドプレート部を洗浄。

べアリングはハンドルノブ1点、ドライブギア軸、メカニカルブレーキ部のそれぞれ1点を交換です。

ハンドルと、

クラッチレバーはBSLUを添付し防錆効果を高めます。

ボディ内部。

ドライブギア軸ベアリングですが、そのまま温存できそうです。

X-SHIPベアリングですが、ざらつきが出ています。

スプールベアリングですが。

いずれもざらざらになっていますね。

フレーム側は洗浄してからチェックします。
パーツクリーナーの汚れです。

パーツクリーナーだけでは落ちない汚れは超音波洗浄しています。
かなりきれいになるんですよね。

ベアリングは2点交換です。(1点は交換せずです。)

スプール受け部のベアリングは交換せずに作業しています。

スプールベアリングは新品の高耐食ベアリングに変更しました。

ドライブギア軸は純正グリスを添付して仕上げますよ。

ドラグワッシャーはDG01を添付。

ドライブギアはDG04を使用しました。

作業完了です。

滑らかな巻き心地に。
オーバーホール(1501HG)
続いてオシアジガーリミテッドを作業していきます。

こちらの個体のほうが使用感が強いですかね。

ボディ内部も乾いた状態です。

サイドカバー。

ピンボケしてますが、フレーム周りです。

スプールベアリング。

スプール受け部、フレーム。

なお、ドライブギア軸が抜けない状態です。

困りました。

マイクロドライバーを加工して、押し出します。

何とか抜けました。

2000番はまったく固着が無かった個所ですが、使用環境が違うんでしょうか。

スプールベアリング2点は汚れているもののそのまま使えました。

全バラシ。

洗浄液の汚れです。

ベアリングも4点交換のみで行けそうです。

ドライブギア軸はBOREDのBSLUを添付します。

ここも。

グリスはシマノ純正で組みますよ。

リバースドラグなんですね。途中クラッチの位置に違和感がありました。

左ハンドルのリールですが、ドライブギア軸、ハンドルナットは左用を乗せているんですよね。ドラグも逆で締まります。
以上作業完了です。

スムーズな巻き感に仕上がりました。
ありがとうございました。
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