前回3台ご依頼いただいた19ヴァンキッシュC2000SHGの2台のギア交換を行います。
目次
ギア交換(無印)
無印の個体のギア交換です。

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こちらの個体はシンプルにギアが消耗しているので、交換するだけでかなり良くなると思います。

グリッチオイルのプレミアムマテリアグリスNo.305を添付。

ピニオンギア下のシムを0.01mm分減らします。

ギアのざらつきが無くなりました。

ハンドル側の遊びが少し大きいような印象もありますが、フィーリングがも良いので現状のままといたしました。
ギア交換(2.0LB)
2LBのラインを巻いた個体のギア交換です。

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元々ピニオンギアの下のシムを0.46mmで組んでいましたが、ギアを入れ替えたところシムが多いようなので0.41mmで仕上げております。

グリスはグリッチオイルですね。

優れた潤滑性、クラス最高水準の対荷重性及びノイズ軽減を実現。
ラインローラーが社外製となっており、ローターバランスが崩れているので、15TPのステンレスのものを入れてみました。

振れが収まりましたね。
少し回転時のざらつきがあるので、シムを減らしてテスト。

0.01mm分抜いてみて、巻きフィールが軽く仕上がりました。

作業完了です。
ギアの違和感は改善しました。回転時のざらつきが完全に取れなかったものの、かなり良い状態まで良化したと思います。
ありがとうございました。
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