22ステラ 4000MHGの極みチューン、ガラスコーティング施工のご依頼です。

30回ほど使用した個体だそうです。
最高位の施工なので、1日では終わりませんが作業内容をすべて公開いたします。
分解と事前チューンテスト
まずは分解、チューンを行ってまいります。
ガラスコーティング後にチューニング施工するほうが良いのか、それともチューニング後にガラスコーティングするほうが良いのか、難しいところです。
今回はガラスコーティング後の待機期間があまりとれないので、先に大まかなクリアランス調整は決めてしまうほうが早いと判断して先にチューニングしております。

ボディ内部。

グリスバランスは適量ですね。状態もそこまで悪い個体ではないです。

ピニオンギア下ベアリングを抜いてがたつきチェックを行います。

ほとんどがたつきがないので、ピニオンギア上部は調整不要と判断。

ドライブギアのクリアランステスト。

分解してから、シム調整ですね。

合計0.175mmでしょうか。
0.07mm?0.075mmのシムが入っていますが、かなり緩めなので、0.01mm追加でテスト。
ベアリングチェックを合わせて行います。

ドライブギアハンドル側、ピニオンギア上下を交換。HRBCに変更です。
中間ギア大にシムを入れます。

0.05mm分かさ上げ。なお、上部バネはテンションがほぼ0のレベルまで緩めて組みます。

メインシャフト抜きで駆動チェック。

ファイブフォーカス製のグリスを使用。

Oリングを外してチェックします。

Oリング付きでもチェック。

0.5mm径を下げます。

軸側はさらに0.5mm小さいものを入れます。

メインシャフトなしでテンションが掛からない状態では無音ですね。
クリアランスは0.02mm分足してチェック。

最終的には0.03mmも試しましたが、

がたつきがなくなるものの、ざらつきと少し巻重り感、ノイズが出る可能性が高いので0.02mmで留めました。
ローラークラッチを洗浄。

グリッチオイルパッシブを添付。

仮仕上げします。

無音のステラができました。これで再洗浄して組みなおします。

ガラスコーティング施工
完全洗浄と脱脂完了です。

汚れはないですね。

ガラスコーティングするものとしないものを分けます。

外装部品はコーティング処理します。

1日放置。

極みチューン
組みますよ。ドラグワッシャーはプレミアムマテリアグリスを添付。

スプールベアリングはロサを添付。

ハンドルノブもロサ。

シムを追加しています。
0.15mm、0.03mmを入れてます。がたつきを排除。
ラインローラーはタンブルウィードを添付します。

くみ上げ後ノイズを確認。1点のみHRCBに交換ですね。


従来通り組みましたが。

中間ギアにグリスが回るとギア鳴りが復活しますね。かなり添付量がシビアです。ヌルっと感を出すようなチューニングだと少し重く感じる上ノイズが大きくなりました。
EVO-500を要所に使用していましたが、再チューンを行います。

ワンランク粘性を下げました。シム調整、がたつきチェックを行いました。
気にならないかもしれませんが、少しノイズが残りますかね。

ベアリングの交換の効果が高く、巻きフィーリングが良化しました。かなり緩めの個体だったので、ドライブギア、ハンドルノブのシム調整によりがたつきも改善していると思います。
この度はご依頼いただきありがとうございました。

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