12アルテグラの内部とベールを12レアニウムの純正パーツを流用してカスタマイズの後編です。
発注していたパーツが届きました。
交換するパーツ
合計で8点です。
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ギア3点。
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2020/06/IMG_7715.jpg)
ウォームシャフトとメインシャフト。
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2020/06/IMG_7716-e1592738595919.jpg)
ワンピースベールとアーム固定軸とシム。
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2020/06/IMG_7717.jpg)
自重比較
順番に見ていきます。
まずは交換パーツ全体の比較です。
47.5gが
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2020/06/IMG_7741.jpg)
32.6gになります。
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2020/06/IMG_7725.jpg)
約15gの軽量化ですね。
ドライブギア
軽量化の柱がドライブギアです。
純正は16.2gあります。
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レアニウムのCFギアは6.7gしかありません。
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2020/06/IMG_7718.jpg)
ギアのみで約10g程軽量化出来るんですね。
メインシャフト
続いてメインシャフト。
9.0gが、
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2020/06/IMG_7740.jpg)
3.2gになります。
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6g程軽量化に成功です。
この時点で15gを超えました。
軽量化だと、ドライブギアとメインシャフトの2点で達成します。
ピニオンギア
7.7g
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7.3gとほぼ体感出来ない程度の軽量化です。
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2020/06/IMG_7721.jpg)
ウォームシャフト
1.9gが。
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2020/06/IMG_7738.jpg)
1.9gなので、同じですね。
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2020/06/IMG_7720.jpg)
回転数も上から下までで3.5回転する仕様なので、同じものでした。
※このボディ世代では、摺動運動とギア比が連動している機体もあり、綺麗に巻き上がらない等交換必須な機種もありますので、正直な所、交換する機種を確認してみないと分からないです・・・。
参考に13セフィアBBを貼っておきます。
ウォームシャフトギア
似て非なるものです。
0.7gで、歯数が9枚でした。
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交換するパーツは0.6gで歯数が同じく9枚。
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2020/06/IMG_7723.jpg)
もしやと思い、組んでみましたがピニオンギアのアタリ角度が合わないので、やはりギア比の変更には交換が必須です。
ベールパーツ&ローター
ベールパーツの比較です。
アーム固定軸は交換でわずかに軽くなりますが。
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2020/06/IMG_7731.jpg)
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2020/06/IMG_7724.jpg)
ベール組は交換で少し重くなります。
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2020/06/IMG_7732.jpg)
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2020/06/IMG_7722.jpg)
1g程度ですが、重くなるんですよね。交換しても重さによる影響はほとんど感じられません。
その為ローターですが、
45.5gから、
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2020/06/IMG_7727.jpg)
46.4gになります。
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2020/06/IMG_7729.jpg)
全体
今回の交換で281gが
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266.5gとなりました!!
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2020/06/IMG_7752.jpg)
作業内容
交換するパーツを比較。
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2020/06/IMG_7733.jpg)
素材の違いが明らかなのは、ドライブギアとメインシャフト。
ステンレスからジュラルミン?へ変更ですね。
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ウォームシャフトは先ほどお伝えした通り、交換せずに組んでいます。
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2020/06/IMG_7744.jpg)
動作確認しましたが、問題ありませんでした。
ピニオンギアの下部にはシムを追加。
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2020/06/IMG_7745.jpg)
それほど影響が無いですが、クリアランスがあるので念のため。
ギアはしっかり目に、全体にシマノソルト用のギアグリスとIOSギアグリスを歯面に添付。
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シム調整は慎重にやりました。
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2020/06/IMG_7747.jpg)
洗浄したローラークラッチ。
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2020/06/IMG_7748.jpg)
ラインローラーは2BB化します。
以下が純正パーツで追加するパーツが上部。
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純正パーツと追加パーツで2BBラインローラーを構成します。
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ワンピースベールのローターが乗って。
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作業終了です。
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まとめ
組み上げに時間はそれほど掛かりませんでした。元々個体の状態が比較的良いんだと思います。洗浄し、パーツを交換しましたが、現状で違和感も特にありません。
お時間が掛かってしまい申し訳ございませんでしたが、とりあえず無事終えることが出来ました!
ご依頼ありがとうございました!
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