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カスタムレポート 12アルテグラ 4000HG オーバーホール&フルカスタム(前編)

オーバーホール依頼
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12アルテグラとトーナメントISOオーバーホール依頼をいただきました。ご依頼有難うございます。

12アルテグラのフルカスタムの内容

カスタム内容としては、以下となります。

・ワンピースベール化

・CFギア化

・メインシャフト交換

・ラインローラー2BB化

・ハンドルノブBB化

なお、前編でオーバーホールで現在の状況をリフレッシュさせて、後編にてパーツの組み換えを紹介します。

分解作業

それでは、オーバーホールから。

手に持ってみて、ゴロツキがあるので、パーツ交換は必須です。問題のパーツを特定します。

ゴロツキの原因

開けてみてすぐにわかりました。

ピニオンギア・ローラークラッチインナー(輪っかの形状のもの)がサビサビでした。

ボディ内部は・・・。

ドライブギアの汚れはありますが。

その他、大きな不具合はなさそう。

とりあえず洗浄です。

ローターリングとベアリングが固着して中々取れません。

何とか外しました!!

ボディの汚れ。サビが中心ですね。

洗浄の結果ですが、ピニオンギアとローラークラッチインナーは研磨します。

何とか綺麗にしました。

ローラークラッチインナーはカスタム時にも使用しますので念入りに。

一方、ピニオンギアは後ほど使用しないのですが、徹底的に研磨しました!

後ここにもさびが。

ローラークラッチです。

バラして洗浄です。

少し玉にバリがありましたので、これも研磨しておきました。

実際、巻き感にはそこまで影響がでないと思います。

オイルを注して組み上げ。

サビの原因(パッキン??)

このサビ、原因はこれです。

ドラグノブのパッキンがスプールにセットされていました。

その為、スプール上部から水分が侵入、メインシャフトを伝い、ローラークラッチ付近のパーツにサビをもたらしたんだと思われます。

スプール、ドラグノブも全バラシ。

パッキンを取り洗浄。

元に合った位置に戻します。

これで通常使用での防水はある程度問題ないかと思います。

トーナメント磯はラインローラーがダメになっていましたが、ボディ内部がきれいなので日常のメンテナンスは出来ていらっしゃると思います。

このパッキンが無いと、釣行後にシャワーで洗浄するともろにボディに侵入するでしょうから、サビの原因はドラグノブのパッキン(ウォータープルーフドラグ)が付いていないことによるものでした。

ローター

ローター、ラインローラーの洗浄です。

ベール等、交換するパーツが多いですが不具合が無いか確認。特に問題はありませんでした。ベアリングも問題なしでした。

ハンドル

ハンドルノブが夢屋のラウンドノブに。

このノブは使いやすいですね。

組み上げ

では早速、ハンドルノブから2BB化。

クリアランスがきつかったのでシムを抜いて調整完了!!

ボディ内部のベアリング4点はゴロゴロなので、ミネベア製に交換します。

組み上げしていきます。

DG13ソルトグリス、DG06汎用グリスとPTFE配合オイルで調整。

ドライブギアはしっかりとグリスアップします。

組んでみて結果。

新品とまでは行きませんが、ゴロツキはほとんどなくなりました。元のスペックとさほど変わらない位迄何とか調整出来ました!!

後編では、12レアニウムCI4+のパーツを流用したワンピースベールカスタムやその他軽量化のカスタムを紹介します。

カスタムレポート 12アルテグラ 4000HG オーバーホール&フルカスタム(後編)
12アルテグラの内部とベールを12レアニウムの純正パーツを流用してカスタマイズの後編です。 発注していたパーツが届きました。 交換するパーツ 合計で8点です。 ギア3点。 ウォームシャフトとメインシャフト。 ワンピースベールとアーム固定軸と...

有難うございました!!

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