カスタムレポート 2005年製?トーナメントISO5000遠投 オーバーホール&カスタム

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トーナメントISO5000遠投のオーバーホール依頼をいただきました。12アルテグラのオーバーホールと一緒に依頼を受けました。

05年製ですかね。一世代前のモデルです。

ローターナットとウォームシャフトのBB化+フルベアリングカスタムも合わせて行います。

パーツ類を発注していますので、まずはオーバーホールで不具合の調整から。

遠投リールをオーバーホールをするのは初めてですが、展開図とにらめっこして、ポイントを整理して着手。

ローターナットは14mmで、左側の12角が必要です。

6角だと留め具に引っかかって入らない・・・。

ディープソケットが必要ですね。

トラスコでOKです。

カバーを取ると。

ウォームシャフトです。

真っ黒??というより、鉄粉?ですかね。灰色のグリスがたっぷりと付着しています。

ボディネジを外し。

固定パーツも取り。

後日ここをBB化します。

メインシャフトのネジはあえて外さなくても、ボディから取れました。

オープンです。

手順を理解する為に写真が多めです。

ドライブギアのシム類。

ベアリングサイズドライブギア左右とも9*17*5です。展開図に記載がないので測りました。エンジンプレートというんでしょうか。ドライブギアのベアリングを外すのに幅広マイナスドライバーがあると便利です。

これはローラークラッチの抑え板ですね。

ローラークラッチ以下のパーツです。

フランジ付きのベアリングサイズ9*17*5とドライブギア左右と同じ。

ローラークラッチとか、ピニオンギアとか。

メインシャフトと抜きます。

パーツ一覧です。

フタとローターナット付近。

ボディ内部。

これはローラークラッチの切り替えレバーのパーツです。

バネが飛ばない様に注意。

グリスアップして固着とスレによる劣化を防ぎます。

洗浄し、ボディ内部のベアリングはグリスアップで戻します。

なお、ピニオンカブのベアリングサイズは8*12*3.5でした。

ドライブギアにもしっかりグリスを添付し。

組み戻します。

ローターを乗せると少し擦れるので、かさ上げしておきます。

外径内径10mm13mmのシムを0.6mm程(0.2mmを3枚入れました。)

これでローターのスレが改善出来ました。

2020/06/13追記・・・改めてボディ内部を調整しローラークラッチの調整で、追加したシムを取り除いても問題なかったので取り外しておきました。

続いてハンドル。

4*7*2.5のベアリングと交換。

スムーズになりました。

続いてローターです。

ラインローラーの固着がひどく、

外すのに苦労しました。

錆びているパーツの交換を行います。

ベアリング5*8*2.5を2個交換。

ベアリングは腐食して割れていました。

カラーがサビサビなのでアルミカラーに交換。

洗浄とパーツ交換完了です。

続いてベール返し機構部です。

ここはそれほど汚れもなく。

特に不具合もありませんでした。

最後にスプールです。

ワッシャ類も外して洗浄。

オーバーホールは無事終わりました。

パーツが届き次第、続きをやります!!

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