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19ステラSW 8000HG オーバーホール

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19ステラSW 8000HGのオーバーホール依頼です。

少しチャカ付きが出ています。ヌルヌルな巻き心地を希望です。

オーバーホール

上部を分解。

使用感が出ているので、汚れは結構ありました。

ハンドルノブ、ローターナットベアリングを1点ずつ交換します。

ドラグはDG12を使用します。

ラインローラーはフッ素グリスが少し抜けていたので、BOREDのBSLUをベースにNEMEAで粘度を落として仕上げました。

BORED METHOD DIVISIONオイル製品中でフラッグシップとなる高粘度マルチパーパスオイルをコンセプトとするBSLUオイル。 METHODオイル製品中で圧倒的なベストセラーを誇る全方向対応のマルチパーパスな用途ながら、特に油膜性、防錆性、減摩性に優れた効果を発揮する、フィッシングリールからサイクルパーツまで幅広く対応したオーバースペックな「耐久性」を重視したオイルとなります。

スプール、ハンドル、ラインローラーがリフレッシュしました。

ボディ内部です。

ドライブギアのグリスが少なく、ピニオンギアは少しグリスが寄ってしまっています。

クロスギアのグリスが抜けてチャカ付きが出ているようです。

ハンドル側のベアリングシールに汚れが付着しています。

洗浄しました。

洗浄液の汚れです。

ケミカルバランスの崩れがあるので、違和感が出ているようで、ギアは問題ないと思います。若干シムがきついようなフィーリングですが、実際この番手だと、シムはきつめの方がリーリングが安定すると思います。

ピニオンギア下のベアリングを交換し、

ドライブギアはBOREDのSIGMAで仕上げます。

DELTAをベースにハーフランク粘度を上げた最も高粘度なグリス。METHODウレア系グリス中で最も高い粘着性と減摩性。他のMETHODウレア系グリスとの混合で粘着性を付加

ドライブギア左右のベアリングはBSLUですね。わずかにNEMEAを使用し、ピニオンギア上部はNEMEAベースで仕上げました。

内部の中間ギアとウォームシャフト周りはBOREDのTHETAとOMEGAで仕上げます。粘性が強いグリスだと中間ギアのノイズが出ますが、全体のバランスから許容すべきポイントかと。

仮にこのノイズをなくす方法としてシマノ純正のDG13をメインに仕上げるとノイズが減りますが、スプールのチャカ付きが出てしまうケースが多いです。

組みます。

ヌル感が強めに仕上がりました。

ありがとうございました。

●ショア、オフショア問わず、ジギング、キャスティングになんでも使えるスタンダードモデル。

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