01ステラSW 8000PG&スペアスプールのオーバーホールです。

オーバーホール
回転時にノイズがあります。ベアリング、ギアノイズともにある感じですね。
とりあえずスプールから作業します。13ステラ18000番もそうですが、このスプールには特殊工具が必要です。

洗浄して、グリスアップ。
綺麗にしました。

ローター、ハンドルです。

ハンドルノブのベアリングを交換します。

ハンドルノブの付け根のベアリングがラインローラーから取りました。ラインローラーのベアリングは2点ともさほど劣化が無かったのですが、こちらを新品に変えた方がよさそうなので。

1点のみ、ラインローラーのベアリングを新品に交換します。
ドラグノブもばらして洗浄します。

ここまでの汚れです。

スプールの汚れが大きいですね。
フリクションリングが伸びているので、

カットしてテンションを調整しました。

このパーツは接着剤で固定すれば基本的には外れませんので、かなり劣化していない限り流用出来ます。
ローラークラッチを開けると。

錆が出始めたタイミングでした。
ボディ内部は。

結構グリスが劣化しています。

こちらもそうですね。

ピニオンギアもサビサビです。
メインシャフト付近から浸水していたのかもしれません。

あとはここですね。

中間ギアのギアカバーのパッキンが噛んでしまっています。

噛んだ状態で締め込んでも防水効果はあまり意味がないと思いますので、カットしておきます。
全洗浄しました。

ボディのみの汚れです。

ベアリングはノイズはそこまで強くないもののヘタリが出ていました。

ボディ6点交換です。
一番小さい2点は中間ギアの2点がザラツキが出ていたので、ここからも水分が侵入しているかもしれません。
SW用のギアグリスでグリスアップします。

かなりしっかり目にします。

組みます。

ピニオン上のシムですが、きつすぎるようなので、シム交換してみましたが、なしで行けそうです。

再度組み上げてみます。

グリスのフィーリングが合わないのか、ウォームシャフトのノイズが出ています。ギアグリスとウォームシャフトのグリスを見直します。

ギアグリスはより粘性の高いグリスへ変更しました。ウォームシャフトももう少し粘性が高いものへ変更です。

全体的に状態が良いのでベアリング交換で比較的良くなりました。ちょっと巻き重り感があるかもしれません。
巻き心地は良くなりましたが、ギアノイズが残りますね。

ザラツキはだいぶ解消しました。
ありがとうございました!
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