11TPに引き続き、16ストラディックCI4+C2000Sのオーバーホールです。
ノイズが強いですね。あと巻き重りがすごいです。
オーバーホール
スプール、ハンドル、ローターを洗浄します。
特に不具合は無いです。
ボディ内部。
ご自身でも開けたそうですが、粘性が高いグリスで巻き重りが出ているようです。
洗浄します。
洗浄液の汚れです。
ギアが摩耗しているかな~~~という印象ですが。
ウォームシャフトのノイズが強いように感じます。BB化されていますね。
ベアリングを洗浄しましたが、ドライブギア左右は交換ですね。
軽巻きで仕上げ依頼なので、オイルチューンで仕上げます。
ベアリングを洗浄してBOREDのLIGHT DUTYを添付します。
ウォームシャフト下ですが、ガタツキがあるので0.1mmのシムを追加。
BOREDのTHETAでグリスアップします。
ボディ内部もTHETAですね。
ドライブギアのシムですが、0.2mmは2枚、0.05mmと0.03mmが1枚ずつ入っていますが、このままだとかなりキツイです。
0.40mmだと緩いんですが、ザラツキのフィーリングがかなり緩和しました。
ギアを交換してテストします。ウォームシャフト下のブッシュ、ウォームシャフトピンのブッシュを入れて純正に戻してみます。
ボディネジも舐めてしまったということで指定いただき交換します。
径が甘いので、チャカ付きの原因になっています。
ウォームシャフト下は精度が高く、遊びが無いのでブッシュでごまかしてみます。
が、そこまで改善しません。
ストックのボディと交換してみます。通常はあまりしない作業ですが、恐らく良くなると思います。
ギア交換なしで作業を進めます。
ケミカルは同じ。
シムは0.43mmです。
ギア交換せずともかなり良くなりました。
ウォームシャフト下はベアリングに戻し、ピニオンギア下のベアリングも交換しています。
ボディの形成不良により、ウォームシャフトとメインシャフト間でノイズが出ていたようです。0.45mmで組んでテストしましたが、クリアランスはかなりキツイいようで、ギアノイズが出てしまいますね。
何とか改善しました。ありがとうございました。
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