10ステラC2000HGS2台オーバーホールします。
オーバーホール(赤)
IOSインパクトラインローラーが赤色の方からOHです。
ハンドルノブのシム調整。
0.20mm→0.15mmですね。
ローター。
これと言った不具合は御座いません。
ラインローラー、ハンドルノブ、スプール受けのベアリングはロサで仕上げました。
その他はシマノ純正グリスを添付しています。
ボディ内部。
オイルチューンでしょうか。
ばらします。
洗浄しました。
ベアリングはハーフオープンですね。
ハンドル側のベアリングのみ交換します。
ピニオンギア上部はシールド付きにしておきます。シールドの取り付けを適切にすれば、シールドアリでもほとんど変わらないです。
グリスアップします。
ドライブギアはアブのリールグリス。
ウォームシャフトはDG06で。
ローラークラッチのバネも3点抜いているので、3点で受けています。
オイルはCHIMERAを添付。
逆回転させると時々、バネが効いていない玉が引っ掛かるので玉を抜きました。
フリクションリングが伸びているので交換します。
交換しました。
ベアリングを交換してテストしましたが、ザラツキはギアによるもののようです。
シムを追加(0.01mm)してテストします。
クリアランスは適正ですね。
これ以上詰めてもギアへの負荷がかかります。
ウォームシャフトピンも交換してみます。
ウォームシャフト回りは関係なさそうですね。
作業完了です。
一通り確認しましたが、ギアノイズが出始めた状態ですね。
ピニオンギア上下はオイルチューンで仕上げております。
オーバーホール(紫)
こちらの方がノイズが大きいですね。
洗浄します。
ハンドルノブのシムを追加します。
0.10mm→0.13mmで決まりました。
ローターを洗浄します。
ハンドル、ラインローラーはロサを添付します。
ボディ内部です。
こちらもベアリングが一部オープン化しています。
ハンドル側のベアリングを交換します。
1点のみですね。
洗浄しました。
ウォームシャフトピンが摩耗しています。
交換です。
グリスアップします。
ウォームシャフトはBOREDのOMEGAを添付します。
フリクションリングを交換します。
フリクションリングにグリスを添付します。
作業完了です。
巻き回転のスムーズさはこちらの個体の方が良いですが、ギアのゴロ感が若干強めに出ていますね。
チャカ付き感は低減できたと思います。
ありがとうございました。
コメント