05カルカッタコンクエスト1000Fのオーバーホール依頼です。

ドラグの出が悪いのと、クラッチレバーが固いそうです。
目次
オーバーホール
ばらしていきます。

結構汚れや固着があります。

ハンドルノブも固着手前でした。

ベアリングはザラツキがありましたが、BOREDのBSLRを添付。
BORED METHOD史上最高スペックなオイルとして、使い易い中粘度へ変化させたマルチパーパスとして、用途を選ばず使用可能な性能は全体の約半分を食品機械基準をクリアしたポリアルファオレフィン合成油とし、
残りの約半分は複数の特殊添加剤を高配合した最高性能のオイルとなります。
粘度調節でHYDRAを併用して、程度気にならないようになりました。
ボディ内部です。

ベアリング、さびてます。

高耐食ベアリングに交換。

ハンドル、スプール、サイドプレートをばらして洗浄です。

ローラークラッチはまだ使えそうです。

グリスだと逆回転したので、ローラークラッチもBOREDの先ほどのBSLRとHYDRAの混合オイルで。
結構グリス汚れがあります。

レベルワインド周辺も固着がすごいですね。

塩とグリスが結晶化しています。

バラして洗浄を終えました。

中々な汚れです。

ドライブギア軸のベアリングがざらざらです。

高耐食ベアリングに交換します。
組みます。

クラッチレバーが固いので、シムを研磨し若干厚みを減らしました。

BOREDのSIGMAをグリスアップ

DELTAをベースにハーフランク粘度を上げた最も高粘度なグリス。METHODウレア系グリス中で最も高い粘着性と減摩性。他のMETHODウレア系グリスとの混合で粘着性を付加

無事完了しました。巻き心地やクラッチ操作、ドラグの出も良くなったと思います。
ありがとうございました。
コメント