10ステラ3000HG&C2500HGSの2台をオーバーホール!

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10ステラのオーバーホール依頼です。

C2500HGSと3000HGの2台のご依頼です。

目次

オーバーホール(3000HG)

フリクションリングが外れています。

なお、ローラークラッチのバネが足りないそうです。

3個しかないとのことでしたが。

よく確認してみると・・・。

バネが重なっており、4個ありました。

2個こちらで追加しました。

またボディガードが浮いており、取り外すと破損が確認できました。

ボディ内部は高粘性のグリスがたっぷりと添付されておりました。巻き重りの原因ですね。

ギアの状態はどうでしょうか。

かなり高粘度です。

ベアリングにもオイル?グリスがたっぷり。0.03mmのシムが歪んでますね。

ボディガードを修復。瞬間接着剤で固定します。

ドライブギアですが、軸部のパーツが外れていました。

ラインローラーのシム曲がり。

ALL分解ALL洗浄実施。

汚れです。

ドライブギアパーツの固定。

ラインローラーシムを交換します。

ドライブギアのシムを交換します。

取り急ぎ、ハンドルノブ、ラインローラー、ローターナットベアリングの5点を交換します。

ローターナットベアリングカラーは22ステラのものを流用します。

グリスアップ。

ローラークラッチを組みます。

ラインローラーは純正グリスを添付します。

ハンドルノブはNEMEAを使用。

シャリ感がありますね。ギアによるものもございますが、ボディベアリングも交換したほうがよさそうです。

またフリクションリングが伸びているので、こちらも交換いたします。

シムのバランスは問題ないのですが、せっかくなので、0.03mmから0.025mmへ変更します。

クリアランスを現状より少しだけ設けました。

またギアもBOREDケミカルで仕上げました。

ピニオンギア上部。

下部、ドライブギア左右のベアリングを交換します。

作業完了です。

オーバーホール(C2500HGS)

続いてC2500HGSのオーバーホールです。

上部分解。

ベアリングですが、ラインローラー、ハンドルノブを2点ずつ交換ですね。

上部仕上げました。3000HGと同じ調整内容です。

ボディ内部です。

こちらもグリスが多いですね。

グリス種類?が少し違うようです。

洗浄液の汚れです。

ボディバラシ完了です。

ボディ内部も4点交換します。

こちらもBOREDケミカルで仕上げますよ。少し強度を下げてやります。

オートリターンが甘いので、フリクションリングも交換ですね。

一度組みましたが、シュルシュルノイズが出ています。

ローターナットベアリングとカラーを交換します。

ノイズが消失しました。

結果的に2台ともほとんど同じ調整内容となりました。

3000HGはギア摩耗があるので、少々ノイズが残っております。

C2500HGSはかなり滑らかになりました。

ありがとうございました。

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