続いて、ハイスペックチューンを行いながら、ハンドルノブの取り付けとIOSのSシステムを取り付けします。

上部を分解しました。

ハンドルノブ取り付け
ハイスペックノブというノブを取り付けていきます。

付け根のベアリングがかなり食い込んで、圧迫されている状態でございました。インナーチューブで固定すると、ネジの締め込み圧がかかりベアリングのざらつきが発生しがちです。
以下の通り、ベアリングをスペーサーをかませます。

もともと0.15mmの外シムが入っていましたが。

0.13mmの内シムに変更します。

内側のみをゴールドワークスさんの自転式に交換しましたが、

4点ともそれなりにベアリングの鳴りがあったので、交換いたしました。
自転式も少しノイジーではありますが、IOS-01で仕上げております。
IOSケミカルによるハイスペックチューン
続いてドラグワッシャーはしろくまグリスを添付します。

ラインローラーはIOSインパクトに実装済みでしたので、IOS-01と02を調合して仕上げております。

ボディ内部です。

グリス量などは適正だと思います。

全分解完了です。

汚れは皆無ですね。

少しゴロ感があり、またローター鳴りもあるので、中間ギア軸のバネを抜いてやります。

シムを入れて接地面積を極力減らしてやります。

軸が干渉しないレベルまでわずかに削ってやります。

0.05mmくらいですかね??
スミスのリールグリスを中間ギア周り、ウォームシャフトに添付します。
IOS-02を使用し、粘度調整を行います。

※写真がぼけてしまいました。
ウォームシャフトピンもしっかりとグリスアップ。

ドライブギアはIOSギアグリスを添付します。

これでも多いですが、一回なじませて余分にはみ出たグリスをふき取ります。
またギア周りやベアリングのOリングにこのグリスを添付するとうまい具合に滑ってごろつき感が緩和されますね。
一度組みましたが、ベアリングノイズが抜けないですね。ピニオンギア下のベアリングのみ高耐食ベアリングに交換します。


また、ドライブギアのシムを調整します。0.18mmでしたが、0.03mmを抜いて0.02mmを入れます。

トータルで0.01mm分減らしていますが、わずかな差に思いがちですが大きな違いが出ます。
Sシステムを組み込みます。

作業完了しました。

かなりノイズを抑えることができました。ギアのコロっとしたフィーリングも極力出ないように仕上げています。使用とともにもう少し巻き感が良化すると思います。
ありがとうございました。

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