10セルテート 2004CH オーバーホール(スタンダードチューン)

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10セルテート 2004CHのオーバーホール依頼です。スタンダードチューンを実施します。

ざらつきが出てきたそうで、その解消をしたいとのこと。ギア交換ができない機種のため、極力ベアリング交換などで対応します。

目次

オーバーホール

マグシールドですが、マグオイルが若干飛んでます。

ラインローラーの汚れ。

ボディ内部。

グリスが多いです。

スプレーグリスでしょうか。

ベアリングのグリスも浮いていますね。

これを洗浄していきます。

汚れです。

全分解完了しました。

ベアリングは、ボディ内部5点、ローターナットベアリング1点交換します。

ピニオンギア上下、スプールベアリングは高耐食ベアリングに交換です。

ドライブギアはDELTAを添付して仕上げます。

ローラークラッチはCHIMERAを添付。

ハンドルノブですが、0.01mmのシムを1枚追加しております。

ドラグワッシャーはALPHAを添付。

ドライブギアのシム圧がきついのか、ざらつきが取れないです。ドライブギアが消耗しておりギアを押し付けて回すと明らかなざらつきを認めます。

0.45mmですが、0.43mmへ変更してテスト。

確かにざらつきは落ち着きますが、クリアランスが緩いですね。シム圧がきつく、ギアが摩耗した状態だと思われます。

ラインローラーはNEMEAを添付して、上部3点作業完了です。

マグオイルを充填します。

作業完了しました。

ベアリングについても少しずつざらつきの原因になっている状態なので、交換したことで巻き感は良くなるんですが、ギアのノイズが顕著で、完全に違和感を取るのは難しいですね。

ありがとうございました。

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