22SLXDC XTのドラグサウンドチューン依頼です。
OHを行い、ドラグサウンドチューンアブガルシアのドラグパーツを移植いたします。
ドラグパーツ改造
そのままでは使用できないので、イヤーワッシャーを加工します。内部の凹凸に合わせるように削って広げます。
9mm→11mmまで広げて両面テープで接着しました。
加えてピンの角度を少しなだらかに修正しておきます。
オーバーホール
スプールベアリングはセラミックのダブルボールベアリングに交換されております。
こちらはそのままにしています。
ボディ内部、ギア周り。
ローラークラッチ。
ALL分解、洗浄完了です。
X-SHIPベアリングをシールドを外して洗浄して、BOREDのNEMEAを添付。
ここにもNEMEAですね。
クロスギアはBOREDのOMEGAにCHEMERAを数滴添付して、粘性を下げてやります。
CHIMERAはミルスペック(アメリカ軍が必要とする様々な物資の調達に使われる規格)を上回る長寿命低揮発の油膜を維持、ヌル付きやベト付きなどの粘弾性を極力排除しサッパリとした質感のオイルとなっています。
プラギアにもOMEGAを極力少量添付です。
全天候超低粘度セミシンセティックグリス。THETAよりもハーフランク粘度をダウンさせ、グリスの粘度を示すちょう度は0号-とした超低粘度なグリスとなります。
ドライブギアやドラグワッシャーは純正グリスを添付して仕上げました。
ドラグ板は15アルデバランのものを使用しております。スプールシャフト軸にはBALBOAを添付してスムーズに回転するようにしあげました。
作業完了です。
純正のドラグワッシャーが使用できないためドラグ力が少し下がってしまいますが、無事クリック音が実装されました。
ありがとうございました。
ポチップ
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