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オーバーホール依頼 22ステラ 1000SSPG ハイパーチューン

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22ステラ1000SSPGのオーバーホール依頼をいただきました。

リピートありがとうございます。

ハイパフォーマンスチューンでのご依頼です。昨年の10月に購入なさったそうです。アジングに使用のステラです。

オーバーホール

巻き重りが若干あるんですが、ガタツキは少ないですね。

また巻き出しが重い。

ボディ内部ですが、グリスいい具合に抜けてこの状態ですが、もう少し軽くできそうです。

所々グリスが緩んでいるのが見えます。

エンプラギアですが、グリスの付着を見てわかる通り、ボディの接地面には出来るだけ付かないようにグリスアップされています。

意図的ではないかもしれませんが、その結果シャラシャラ感が出ていないのかもしれません。この個体はシャラシャラ鳴りません。

ピニオンギア下にはOリングがある世代です。

初期個体ですね。2022年4月製造。

ボディ内部のベアリングはここにOリング。

後で別記事で説明しますが、Oリングを抜くとばらす順番を変えないとあるパーツが破損してしまいます!!

この内容は後日紹介します。

洗浄します。

Oリング付ベアリングを交換します。ピニオンギア上部はそのままです。

ドライブギアのOリングも取り除きます。

BOREDのTHETAのみで調整です。

その他もほとんどTHETAのみで調整。

ALPHAよりもワンランク、DELTAよりもツーランク粘度をダウンさせ、グリスの粘度を示すちょう度は0号となり、汎用では低粘度なグリスとなります。

中間ギアはTHETAにNEMEAを追加しています。

BORED METHOD DIVISIONオイル製品中で中粘度長寿命低摩擦オイルをコンセプトとするNEMEAオイル。 既存製品のCHIMERAオイルで想定したコンセプトを継承し、更に海水にも完全対応した防錆性と高負荷にも耐える摩耗性を強化しながらもヌル付きやベト付きを極力排除したサッパリとしたフィーリングにより、機構や摺動を伴う動きを損なわず油膜の「耐久性」を重視したオイルとなります。

ウェーブワッシャーを平シム変更します。

0.37mm。

ドライブギアのガタツキがひどいのでシムを入れます。

0.01mm追加しましたが、もう少しですね。

0.02mm追加しました。元々0.10mmと0.07mm(0.075mmですかね??よくわからないサイズのシムです。)だったので、0.19mmになっています。

なお、Oリングがある状態だとゴロ感が出たりするので注意が必要です。

若干クリアランスを残していますが、ガタツキがほぼなく、巻き出しが軽くなりました。調整の際にピニオンギア上部のベアリングはオイルチューンにしています。

BOREDのBALBOAと

BALBOAはBSLRオイルとHYDRAオイルを除く他のBORED METHODオイルと混合カスタム使用する事が可能です。 フィッシングリール、スケートボード、サイクルパーツなど、ミニチュアベアリング部及びメタルパーツ全般での使用をお勧めします。

LIGHTDUTYのミックスです。

2015年10月のマイナーチェンジにより配合している添加剤を見直し、当社KRAKENやGOLYATよりも極圧性と減摩性を向上させ、 低粘度ながらも耐久性を併せ持つ性能となっています。

あとウォームシャフト下も平シムへ変更ですね、0.33mmで決まりました。

最後に各部チェックしていきます。

ラインローラーは問題なし。フッ素グリスを少し追加ですね。

ハンドルノブですが、インナーがこのように入っているんですが、

実はネジで止めると分かりますが、すでにきついんですよね。

インナーを使用する場合はインナー自体を少し削ってやればガタツキは消せます。

で、インナーありで0.20mmのシムがベアリングの外径に合わせて入っているので、インナーを抜くとシムがキツいという状態です。

その為、0.18mm分のシムでちょうどでした。軸にはBALBOAを添付しています。

スプールはDG01を添付。

一通り作業完了しました。

ボディガードにキズがあり交換依頼ありですが、まだパーツが届いていないので改めて作業致します。

ボディガード交換しました。

ありがとうございました。

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