23炎月プレミアム150HGのギア比変更とオーバーホールのご依頼です。

仕掛けを送り出すときにカタカタとノイズがあるようで、こちらの改善もあわせて行います。
オーバーホールとギア比変更
ギア比変更ですが、同一機種のPGからパーツを用意します。

ドライブギア、ピニオンギア、クラッチヨークの3点交換が必要です。

クラッチヨークがいるケースがあるので、注意が必要ですね。展開図でチェックすればわかります。
分解します。

メーカー仕上げについて特徴的なのが、あまりケミカルを塗りたくっていないんですよね。

クラッチ周りもグリスがかなり少ないので、長期間使用していると固くなっちゃうんですが、グリスを塗るとクラッチがウェットな印象になるので、切れがなくなるような印象に。
ただ、しっかり塗ってあげたほうが、各パーツの摩耗なんかは防げますし、しっかり洗うことで錆や塩を撃退できます。

また音出しパーツもホルダーとバネが新形状になっております。

全体的にグリスが少なめですね。

カタカタとした異音の原因ですが。

各パーツを減らしてチェック。

クロスギア除去。

受けとスプールのみでも鳴ります。

ネジ頭が潰れてますね。これで出荷しないでほしいところです。締め緩みもできるので、このまま交換せずにいきます。

この状態異音が鳴りました。各部チェックするとスプールのパーツの問題でした。

スプール軸カムというパーツがギアの内側に入っていますが、このパーツの遊びが異音を起こしているようです。
とりあえず全分解していきます。

フォール用のローラークラッチ。

汚れてますね。

フォール中のみ効くので、仕方がない汚れではあります。どの程度持つのかは不明ですが、巻きが重くならない構造は素晴らしいです。
洗浄実施。

不具合パーツはなし。

パーツクリーナーの汚れ。

このパーツにグリスを塗ります。

ちょっと粘性が高いグリスを塗って、ギアはさらっとしたグリスを。混じる可能性が高いのですが、極力独立した状態で組めます。
あとは、プラギアの軸にオイルを注油します。グリスが付着してかなり重かったので、ノイズの原因でした。

組んでいきますよ。

ギア交換です。

音出しパーツを取り付け。

仕上げます。

作業完了しました。

おそらく異音は解消したと思います。ただ、スプール連動タイプのベイトリールはノイズが出やすい上、タイラバ等での使用は塩分を巻き込むことが多いので定期的にメンテナンスが必要です。
この度はご依頼いただきありがとうございました。

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