スプールが動かない10ステラC3000HGとベールがスプールに干渉する19ヴァンキッシュC3000SDHHGの修理とOH

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10ステラ、19ヴァンキッシュの修理のご依頼です。

2台の不具合を特性して修理とOHを行っていきます。

目次

19ヴァンキッシュC3000SDHHGのベールの修理

ベールがスプールに干渉するということですが、ベールが曲がっています。

アーム側は問題なし。

手曲げします。

干渉しないように調整できました。

ハイスペックチューン

ラインローラーをチェック。

ボディ内部。

メインシャフトに緩みがありました。

あと、メインシャフトの素材が異なりますね。別の記事で確認すればわかりますが、少し茶色っぽい色なんですけどこちらはシルバーに近いカラー。

通常使用は問題ないのですが緩み止めも取れているので、メインシャフトのみを別のリールと交換されたのではないかと思います。

緩み止めを塗布し締めこんでおきます。

洗浄実施。

パーツクリーナーの汚れ。

ボディ内部ベアリングですが、2点交換、ウォームシャフト下をBB化します。

シム調整。

0.33mmへ。

中間ギアは0.13mmへ

グリッチオイルケミカルで仕上げます。

ラインローラーはフッ素グリスを充填します。

ハンドルノブのシム調整。

0.20mmのシムを抜いて0.15mmへ。

ドラググリスを塗布します。

組んでみて回転テスト。

ノイズがありましたが、ピニオンギア上部のベアリングを交換し、作業完了しました。

ベールの引っ掛かりも解消し、巻き感も向上しております。

10ステラC3000HGスプールが動かない

以前に作業した個体ですが、スプールが上下しなくなったそうです。

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内部を分解するとメインシャフトと接続している摺動部が、

破損していました。

中古でストックしていた12ヴァンキッシュのメインシャフトですが、摺動子は同一規格でこれからパーツが取れそうです。

摺動子を並べてみます。

同じ形状ですね。

メインシャフトは長さが違うので、摺動子のみを入れ替えます。

またウォームシャフトピンがかなり摩耗しているのと、ブッシュにもかけがありました。

こちらも運よくパーツストックがございました。何とか修復できそうです。

オーバーホール

ボディを分解して先にボディのみを仕上げます。

洗浄実施。

ピニオンギア下のベアリングのみ交換します。

グリスアップします。

ピニオンギアが刺さりにくいですね。ドライブギアをグリスアップします。

一度組みましたが。

メインシャフト曲がっておりますね。

スプールが下に来た時に抵抗感があります。おそらく強い圧が掛かって摺動子破損とメインシャフトの曲がりが生じたのではないかと。

通常、使用による曲がりはリールフットから離れていくように曲がることが多いですが、こちらは反対側に反ってますよね。

引っ掛かりが出ないように手で曲げます。

戻りましたよ。

続いてリール上部を分解していきます。

ラインローラー、ハンドル、スプールを分解洗浄を行います。

ローラークラッチにオイルを充填して。

ローターナットベアリングを交換。

ブッシュは22ステラのものを流用します。

一度組んでテストしてみましたが、こちらの個体もピニオンギア上部のベアリングに違和感が出ておりました。

ドラググリスを塗布します。

作業完了です。

巻き心地も滑らかに復活しました。

この度はご依頼いただきありがとうございました。

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