19ヴァンキッシュ 2500S&C3000SDH 2台のハイスペックチューンと社外製ハンドルノブの交換(後編)

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19ヴァンキッシュ2機のハイスペックチューン後編です。

ギアが届いたので作業を再開いたします。

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ギア交換(2500S)

ギア交換します。

調整は同様にグリッチオイルのプレミアムマテリアルグリスを添付します。

シム調整を行います。

ドライブギアのシムですが、0.16mmですが、0.03mmを1枚抜いて0.01mmと交換します。

0.15mmでもテストしましたが、クリアランスとしてはこちらのほうがいいのですが、ノイズが目立ちます。

0.14mmで仕上げました。

もともとざらつきがある個体で、シムがきつめなので、初期段階のドライブギアの波面が消耗してしまっているようですね。

中間ギアのシムですが、ウェーブワッシャーをキャンセルします。

0.07mm追加。

ウォームシャフト下のウェーブワッシャーを交換です。

0.30mm

0.32mmでテスト、まだ緩いので0.33mmでまとめました。

最終の組み上げですが、ローターナットの締め付けが若干きついので、シムを入れて調整しました。0.05mmのシムを追加しています。

作業完了です。

クリアランス調整し、かなりフィーリングが改善していますがざらつきが取れず。ボディバランスの問題ですね。元から考えるとギア交換による良化が大きいので、かなり良くなったと思います。

ギア交換テスト(C3000SDH)

先に作業した2500Sとフィーリングがさほど変わらないので、ボディバランスの問題によるざらつきかもしれませんが、ギア交換でどこまで良化するかテストをおこないます。

IOSケミカルで組みます。

ざらつきが少し改善する程度ですね。ギア交換によるコストを考えるとわりに合わない費用だと思います。

以上作業完了となります。

お時間がかかり申し訳ございません。

ありがとうございました。

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