10ステラに引き続き22ステラのハイスペックチューンを行います。

触った感じはそこそこフィーリングの良い個体なのかなと思います。
ハイスペックチューン
しっかり注油されているようですね。

ラインローラーがIOSインパクトですが、シムが足りないようです。

0.50mmのシムが2枚必要ですね。

上部ばらしました。

MTCWのジャークグリスライトを添付します。

ハンドルノブ、ラインローラーともにMTCWのSW-00を添付します。

かなり粘性が高いのですがバランス的には問題ないと思います。

ローターナットベアリングは交換ですね。

上部完了です。

ボディ内部を開きます。

グリスが多いのと、オイルで少し流れていますね。

全バラシして洗浄しました。

ピニオンギア下部のベアリングは高耐食ベアリングに交換です。
汚れです。

MTCWケミカルで一度仕上げます。

MTGG-Bをドライブギアに。

ドライブギアのシム調整、クリアランスはちょうどよいと思いますが、テストで0.01mm減らしてみます。

組んですぐはフィーリングがいいんですが、巻いているとざらつきが・・・。
ベアリングも交換してテストします。

ドライブギア左右です。
ギアグリスもSWで少し強めにセッティングします。

あまり改善しないですね。ピニオンギア上部も交換してみました。ダメージがあるのがピニオンギア上下とボディ側のベアリングですね。
リーリングの際にざらつきを感じる原因は、パーツ精度によるものかもしれません。クリアランスを確認しても不具合はなくて、組み終えてからすぐは巻き心地が良くて、少しケミカルがなじむと違和感が出るのは典型的な症状ですね。

ボディのケミカルを入れ替えて再調整します。
IOSケミカルですね。

こちらのほうがスレの際のノイズが緩和できると思います。
なお、ドライブギアのシムは元の戻しました。クリアランスを取れば違和感が緩和するケースが多いのですが、今回はほとんど関係がないです。
チューニングとしては、中間ギア軸のバネを抜いてクリアランス調整しています。またウォームシャフト下のウェーブワッシャーをキャンセルしております。
極力違和感を抜く対処を行いました。

やはりざらつきが残るので、注油したくなると思いますが、過度に注油するとグリスが抜けたりバランスが崩れて違和感が出るという悪循環に陥る可能性がありますのでご注意ください。
ありがとうございました。

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